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2018年8月28日

側切歯歯根が、犬歯がはえるときに溶かされてしまったと思われるケース

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
ちょっと症例の解説をさぼってしまっていたので、遅ればせながら8月分の終了症例から一ケース紹介したいと思います。
14歳
男性

非常に強い叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)の患者さんです。凹凸があまりに大きかったからなのか、おそらく犬歯(3番目)がはえる時に引っこんでいる側切歯(2番目)の根にぶつかりながらはえてきて、当たった部分が溶かされてしまっていると考えます。

≫治療前

「前歯の関係等」にあるレントゲンで、側切歯の歯根吸収がはっきりと写っています。右(向かって左側)は、2/3ほど根が溶けてしまっていて、移動させるどころか長く使うのも難しいと思われます。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後

上は、歯根の吸収されている側切歯を左右とも抜歯して、犬歯を2番目に、4番目の第一小臼歯を3番目に、と一本ずつずらして排列することにしました。
下は、それほど凸凹はありませんが、少し下の前歯を内側に入れてあげるため、また奥歯のかみ合わせを改善するために、第二小臼歯(5番目)を抜歯した上でマルチブラケット法により治療しました。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

犬歯は前歯やその後ろの小臼歯よりあとから生えてくるため、場所が足りないところに無理やり出ようとする場合があります。それにより、前歯の歯根が吸収されてしまうケースが増えてきているのではないかと感じます。今回紹介したこの患者さんでは、犬歯はちゃんと口の中に生えていましたが、前歯にぶつかって埋まったままになっていることも多いため、前歯がはえ変わり始める7~8歳頃で一回チェックすることをお勧めします。
こちらの患者さんのように、根の吸収が生じても何とかリカバーする方法はあるのですが、やはり前歯は前歯、犬歯は犬歯の本来の位置で、本来の役割をさせたいものです。

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2018年5月 8日

第二乳臼歯の早期脱落(子供の奥歯が早く抜けてしまった)ケース

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
ゴールデンウィークは、皆様いかがお過ごしでしたか?当院はカレンダー通りのお休みをいただきました。4連休でスタッフ一同リフレッシュしたようです。

今月の症例の解説ですが、第二乳臼歯(子供の5番目の奥歯)が第一大臼歯(6番目の歯)が出てくるときに衝突されてダメになってしまい、「第二小臼歯(大人の5番目の歯)が出てくるまでその場所を確保する」ことができなかったケースを紹介します。

No.11V-282

8歳
男性

六歳臼歯がはえてくるときに、手前の第二乳臼歯にぶつかって歯根を吸収したので、本来よりも相当早くに抜けてしまったようです。六歳臼歯が大きく手前にずれてはえてきていました。

≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 上の前から数えて5番目の歯は、第一大臼歯で、本来は6番目の歯です。下の第一大臼歯よりも、相当前に出ています。

≫治療中 ステップ1
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 第一段階(第一期治療)で、できるだけ第一大臼歯を本来の位置近くに、12か月くらいかけて押し戻しました。その後、上下とも第二大臼歯が出てくる時期になりましたので、再診断を行いました。その結果、上下左右とも第二小臼歯を抜歯して並べることにしました。

≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 第一段階で、できるだけ第一大臼歯を押し戻しておいたおかげで、上下左右それぞれ対称に抜歯して、きれいに排列することができました。左上の内側から、第二小臼歯がはえてきていますが、これは歯の移動がすべて終わってから抜歯しました。

上のコメントにある、「抜歯することができる」という文章は、皆さんには違和感があるかもしれません(苦笑)。しかしこの患者さんは歯の大きさが大きいため、治療後の状況を見ても、上下ともに左右一本ずつ小臼歯を抜いてやっときれいに並んでいる状態です。上下とも歯のサイズが大きくて入りきらないのだから、上下左右で抜歯するのがセオリー通りです。
これがもし初診のままにしておいたとすると、歯のはえ変わりとともにさらに上の奥歯が前にずれることが多いです。すると、上の奥歯が大きく前にある=強い出っ歯、加えて歯が大きいことからくるでこぼこ、となった可能性が高いことになります。
こうなってしまうと、上の歯を左右一本ずつ減らしてもでこぼこを治すのが精一杯で出っ歯を下げるスペースが全くない、とか、(元々入りきりそうもない)下は歯を抜かずに無理をして前に広げて、少しでも出っ歯を減らさねば!という無理のある治療が必要になるのです。

ちょっと解説が難しかったかもしれませんが、「乳歯には自分の後に生えてくる永久歯の場所を確保する役目がある」ので、「突然奥の方の乳歯が先に抜けたりグラグラしてきたりしたのに気づいたら、一度矯正歯科で診てもらおう。」と覚えてください。

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2018年3月 2日

交通事故による犬歯の欠損を、矯正治療でカバーした症例

No.15V-294

年齢:21歳
女性

交通事故で左上の犬歯を失われたそうです。犬歯のあった部分は、歯の大きさの半分くらいの隙間が残っていました。

≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後

右上下と左下の小臼歯を抜歯して各ブロックの歯の本数を合わせて、マルチブラケット法にて治療を行いました。
犬歯を補う方法もありえますが、口元もきれいに整えて、自分の歯だけでかみ合わせが完成するメリットを選ばれました。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

生まれつきにせよ、今回のような事故や虫歯などによるものにせよ、歯を失ったときに取りうる選択肢は「補綴」=人工物で補う のか、矯正治療で周囲の歯を移動して歯の失われた隙間を閉鎖してしまうか、のどちらかになります。
取り外し式の入れ歯はともかく、固定式であるブリッジや近年ポピュラーになってきたインプラントにしても、歯を削らないといけない・周囲の歯に負担をかける(ブリッジ)、骨への埋め込みでメインテナンスが難しい・反対側の歯<対合歯といいます>に負担がかかりやすい(インプラント)などの問題があります。
その点矯正治療は、自分の歯を削ったり神経を取ることなく移動ができるので、すべて自分の歯でかみ合わせが作れるという大きなメリットがあります。どんなケースでも対応できるわけではありませんが、特に歯を失ったこと以外にも受け口、凸凹などのお悩みがある場合には、一度矯正治療の可能性を探ってみるのも良いと思います。

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2018年2月 3日

第一期治療から開始して、小臼歯抜歯を回避した男子ケース

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月も、終了症例の中から、一ケース詳しく解説を加えたいと思います。

小学生(10歳)で来院されたときは、犬歯の入る場所が全くない、重度のスペース不足と奥歯のずれがあった男子です。

No.09V-321

≫治療前

写真を見ると、一見きれいに並んでいるようにみえますが、本来片側6本ずつ並んでいないといけない時期なのに、5本ずつしかありません。犬歯(前から3番目)のはえる場所が全くない状態です。やや上の前歯を上に移動したり、準備の矯正を一部だけ行いました。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療中 ステップ1

下の治療中の写真は、第二期に入ったところです。
永久歯の歯並びが完成する直前に、「奥歯を後ろに下げて犬歯のはえる場所を確保すること」を目的として、ペンデュラムアプライアンスという装置を使いました。使い方が多少難しい装置ですが、主に成長期に奥歯を後ろに下げないといけない時に使うことがあります。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後

ちょうどよい時期から来院してくださったので、非抜歯で28本のかみ合わせが完成しました。
非抜歯でも、無理な横方向への拡大がないこと、奥歯の後面までしっかり歯茎から出ていることが重要です。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

初診来院時から、第二期が終了して装置がすべて外れるまで(16歳)にはトータルでは長い年月がかかっていますが、一期治療と二期治療を分けて行うことにより、月に一回の定期来院が必要な時期についてはできるだけ短くするようにしています。
こちらの患者さんも、ご兄弟が通院されていたこともあって適切な時期に初診相談をお受けできたので、適切な時期に一期・二期治療とも行うことができました。

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2017年10月 2日

唇の形が改善した、成人女性の叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)ケース

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

安倍首相が「今なら勝てるだろ解散」をしたと思ったら
野党第一党であるはずの民進党が海のものとも山のものともつかない小池新党:希望の党に合流しちゃうの!?と思ったら
「選別と排除」発言で立憲民主党立ち上げ
と最終的にどうなることやら。。。

なんだか烏合の衆の離合集散、自分の食い扶持確保に汲々とする様を延々と見せられていると、投票行かない人がますます増えてしまうだけで、それで喜ぶのは??

などとやっていますと矯正歯科医のブログでもなんでもなくなるのでこの辺にして、今日も今月の終了症例集から一例ブログで紹介します。


No.14V-625

年齢:
24歳
性別:
女性

叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)の成人女性ケースです。

≫治療前

叢生の程度はそれほど大きくなく、小臼歯非抜歯で行う方法もご提案しました。しかし、「前歯を引っ込めたい」とのご希望が強かったため、結局上下左右の小臼歯を抜歯してマルチブラケット法による治療を行うことにしました。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後

凸凹がなくなるだけでなく、左右対称なきれいなフォームになりました。口元も上唇の形がきれいになって、美しい口元です。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

抜歯をするかしないか、は矯正歯科治療における永遠のテーマです。特に歯科矯正用アンカースクリューが登場して、大臼歯(奥歯)を後ろに下げていくことがそれほど難しくなくなってきたこの10年、治療方針を迷うことも増えてきました。
しかし日本人は基本的に短顔系の奥行きの少ない顔=アゴをしていますから、僕はあまり大きく(例えば奥歯一本分まるまる)後ろに向かってすべての歯を下げるのは、無理がある場合が多いと考えています。
もちろん健全な歯を合計4本も減らすことには抵抗がある方が多いこと自体は重々承知していますが、あくまで美的なものや歯茎の健康を考えたうえでの「必要な」抜歯だとおもっています。

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2017年7月 3日

2級2類、左下の6歳臼歯の入れ替えをして治療したケース

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

今月も終了症例から一例ピックアップします。今月は、当院らしく(^^;)なかなか大変なケースが多かったのて、どのケースをご紹介しようか迷いました。その中から、日本人の不正咬合の中では比較的レアな、「2級2類」と呼ばれる状態の患者さんを解説することにしました。「2級」というのは歯科の世界では「出っ歯」を表すのですが、通常の前歯2本もしくは4本が前にでているのを「1類」と言います。それに対して、「(出っ歯が隠れていて)2本の前歯が内側に倒れこみ、その両隣が前にでている状態」を「2類」と呼びます。

30歳
女性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

上の中切歯(真ん中の前歯)が内側に倒れていて、その横の側切歯が飛び出る「変則的な出っ歯」です。この患者さんの場合は、右上は犬歯が八重歯になり、左上は側切歯が出ています。さらに左下の第一大臼歯(6番、六歳臼歯)の状態が悪くて抜歯対象となったので、ここに補綴物(インプラントやブリッジ)を入れずに済ませようと奥歯の移動を計画したため、非常に難しい治療でした。

≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

歯科矯正用アンカースクリューを併用して左下の第二大臼歯や親知らずを手前にひっぱり、隙間を無くしました。上は第一小臼歯と親知らずが抜歯の対象になりました。 第一大臼歯は1センチ以上ある大きな歯なので、この歯を無くすことは大きな損失なのですが、奥の二本に咬みあわせに参加してもらうことにより、ダメージを最低限に抑えられたと思います。

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2017年6月 9日

著しい上下の正中のずれを治した症例

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

梅雨入りが宣言されたのに、暑い一日でした。今年は酷暑予想だそうですが、トランプ政権はパリ協定から離脱する宣言をしてしまいました。グレートバリアリーフのサンゴ白化現象も記事になっていましたが、このまま行くといったいどんな未来が待っているのでしょうか。

とはいえ一介の矯正歯科医にできることは関心を持ち続けることくらいですので(苦笑)、本分である矯正歯科治療の話に写ります。今日も今月も終了症例の中から一例を紹介したいと思います。


No.13V-578

13歳
女性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

上下の正中線(前歯と前歯の間、真ん中)のずれが著しい、叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)の患者さんです。

≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

下は右だけ小臼歯を抜歯する、やや変則的な治療方針を用いました。
上下の正中も、完全に一致させることができ、とてもきれいになりました。

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2017年5月 1日

上下顎前突(口元が出ていること)の治療例

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
本日も毎月恒例の終了事例集を更新したのですが、↓に掲載するケースの登録時にエラーが起きて、ヘッダーの部分に文字が大量に表示されてしまうようです。
最下段までスクロールしていただければ写真も見られるのですが、この14V-263だけは写真が表示されないようですので、こちらに転載しておきます。
現在運営会社にエラーの原因をチェックしていただいておりますので、復旧までしばらくお待ちください。

---

2017/5/2 5/1に上記のような状況でしたが、無事復旧し、ちゃんと表示されているようです。

せっかくですので(笑)、今月はこちらの患者さんを解説します。

No.14V-263

24歳
女性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

上下顎前突で、口元が出ているのを治したい患者さんでした。叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)はそれほど強くありませんでしたが、歯のサイズが大きいく、非抜歯治療と上下左右の小臼歯抜歯治療をご提案しました。
患者さんも口元をひっこめたいというご要望が強く、上下左右第一小臼歯と、歯科矯正用アンカースクリューを併用したマルチブラケット法にて治療を行いました。

≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

口元とくに上唇のカーブがきれいになっています。確かに小臼歯4本を抜歯するのはもったいないことですが、咬みあわせだけでなく審美性・見た目の美しさを追求するのに、やむを得ず抜歯をする場合があります。
もちろん、抜歯は強制ではありませんので、非抜歯治療を選択することも可能な場合もたくさんあります。「非抜歯ではそれほど引っ込まない」という場合が多いことはご理解のうえ、ご選択いただければと思います。

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2017年4月17日

非抜歯で治療した患者さん 部分矯正ではなく本格的に治療しています

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。今月の終了事例から、おひとり紹介します。

前歯のでこぼこを治したいということで来院された高校生の患者さんでした。

16歳 女性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

こちらの患者さんは、口元の突出感・でっぱり感がなく、また叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)の量も大きくなかったため、小臼歯(4,5番目)を抜歯せずに治療を行いました。
非抜歯で拡大すると、やや咬みあわせが浅くなる=上の前歯が下の前歯を覆って重なっている量が少なくなる ことが多く、この患者さんも正常値の中ではやや浅めです。
この程度のでこぼこだと、部分矯正などでできそうに見えるかもしれませんが、上下のかみ合わせを壊さないためには、でこぼこ分を横や後ろに逃がしてあげることが必要です。このためにはすべての歯にきちんとブラケット(金具)を装着する、本格矯正が必要です。
部分矯正を強く推しているところなどで、でこぼこを単純に部分矯正したせいで、前歯が咬まなくなってしまわないか心配な写真を見かけることがありますが、「ただ並んでいるだけ」でいいのであれば早く安く簡単に終われるのは実は当然です。
歯科医院が多くなってきたからなのか、様々な道具・材料が開発されて簡単に手をつけられるようになってきたからか、本当に「これが矯正治療!?」というものも世にあふれる今日この頃、いろいろと心配になります。

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2016年8月 1日

非常に強いでこぼこ(乱ぐい歯)の矯正治療

年齢:
15歳
性別:
女性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 非常に強い、重度叢生(でこぼこ、乱ぐい歯)でした。
    叢生(でこぼこ)とはスペースの不足ですから、ここまで著しいと、小臼歯抜歯をしてもまだスペースが足りません。

≫治療中 ステップ1
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  •  
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 本患者さんは15歳でしたので、まだ上あごは歯並びと土台部分が一緒に拡げられる可能性が高いと判断しました。そこで、急速拡大装置で上あごを拡げるとともに、マルチブラケット装置の一つであるユーティリティーアーチにより上の前歯の上下的位置をコントロールしているところです。下あごは、左右第一小臼歯2本を抜歯して、おなじくマルチブラケット装置により配列が進んでいます。

≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 拡大が終了してから上顎小臼歯も左右抜歯して、配列を完了しました。
    完全に内側にひっこんでしまっていた側切歯(2番目)もきれいに前にでてきています。

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2015年11月 5日

左上の埋まった犬歯(埋伏歯)を引っ張り出した症例

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月の終了事例からピックアップするのは、他院にて矯正治療中でしたが、「左上の犬歯が斜めに埋まって出てこないので出してほしい」ということで転院されてきた女子中学生です。

No.12V-551

年齢:
12歳
性別:
女性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 左上の犬歯(3番目)の歯は12歳になってもまだ出てきておらず、乳犬歯(子供の歯)が残っています。

≫治療中 ステップ1
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 左上の歯ぐきを一部切って、犬歯を引っ張り出しているところです。

≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 引っ張り出した犬歯も含めて、歯を抜かない非抜歯矯正で歯並びとかみ合わせの治療が完了しました。

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2015年7月10日

下の前歯の生まれつきの不足を、矯正治療でカバー

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

今月の終了症例一覧から、おひとりピックアップします。
初診来院時点では9歳の、小学生の女児です。


No.06V-132

≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  •  
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

生まれつき下の前歯2本が欠損していました。上の歯並びは、側切歯(2番目)が完全に内側に入ってしまっています。まずは上の部分矯正のみ行い、引っ込んでいる側切歯を前に出して、第二期に備えることにしました。

≫治療中
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

部分矯正を終えて、下は前歯の欠損している隙間が残り、上は八重歯の状態になっています。
欠損している下の前歯部分は、補綴(人工の歯で補うこと)をするのが難しい場所ですので、上の小臼歯を二本抜歯して八重歯を治すとともに、上下の歯の本数を一致させることにしました。


≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

マルチブラケット装置で治療を行いました。下の前歯欠損部の隙間は、全てご自分の歯を移動してくることにより閉鎖してあります。上は左右一本ずつ抜歯をしたので、八重歯がきれいに治っているのはもちろん、上下の正中も一致しきれいな歯並び・咬みあわせとなっています。


第二小臼歯(5番目)と側切歯(2番目)は、上下とも先天的な欠損(生まれつき足りない)が生じやすい歯です。こちらの患者さんのように、あらかじめ歯数の不足があることが分かっていますと、今回のように 「矯正治療で周りの歯を移動することにより、欠損している隙間を無くす」 治療がしやすいです。全て自分の歯で隙間が無くなってくれれば、入れ歯・ブリッジ・インプラントといった人工物を入れる必要がなくなります。 ですので、 永久歯の前歯が出そろった時など、(必要ならば)第一期矯正治療を始めるのにちょうど良い時期までに矯正歯科医に一度診てもらっておく、 あれ?本数が足りないかな?と思ったときにはすぐに矯正歯科医にご相談いただく、 とよいと思います。

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2015年6月15日

第一大臼歯の入れ替えを行った叢生(でこぼこ)の治療

さいたま市大宮区の歯科矯正専門医院 ファミリア歯科矯正の院長の大塚です。
今月の終了症例一覧から、おひとりピックアップします。

初診時年齢20代後半の女性です。 歯のサイズが非常に大きく、歯列の形の異常(幅が以上に狭い、三角形である、など)はないのにも関わらず、強い叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)となっていました。通常であれば、小臼歯(4番目か5番目)を上下左右から一本ずつ4本抜歯するケースなのですが、左下の第一大臼歯(六歳臼歯)が「根」の先の病気だったため、この歯を抜歯しました。
非常に大きな歯なので注意が必要ですが、無事に第二(十二歳臼歯)・第三大臼歯(親不知)と入れ替えができました。

No.11V-212

≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

歯髄(歯の神経)が無くなっている歯は、寿命が短くなる傾向があるので、このように強いでこぼこを直すのに抜歯が必要な場合、無髄歯の抜歯を優先的に選択することがあります。(いつでも可能なわけではありませんので、検査・診断のステップを経てから、判断することが必要です。)

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2015年4月 4日

二段階に分けて行った叢生(でこぼこ)と上顎前突(出っ歯)の治療

さいたま市大宮区の矯正歯科専門歯科医院 ファミリア歯科矯正の院長 大塚です。

今月も終了症例を10ケース追加しました。
今月は比較的一般的な叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)の患者さんが多かったですね。


恒例の症例ピックアップでは、機能的矯正装置(取り外し式のマウスピース)と部分的なブラケットで第一段階の治療を行い、中学生になって全ての永久歯がはえてから全体の矯正治療を行った、女性の患者さんです。

No.10V-355

年齢:
11歳
性別:
女性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫第二段階開始時

上にだけ、ユーティリティ・アーチと呼ばれる部分矯正装置が装着されています。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

第一段階の途中で上あごの第一小臼歯(4番目)の抜歯を、第二段階に入るときに下あとの第二小臼歯(5番目)の抜歯を行いました。叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)・上顎前突(出っ歯)で、さらに過蓋咬合(深い咬みあわせ)でもある難しい患者さんでしたが、成長期のいい時期を選んで治療させていただいたので、とてもきれいになりました。

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2015年2月25日

叢生(でこぼこ)を、ブリッジを外して治した成人男性の例

さいたま市大宮区 ソニックシティビル12階 矯正専門・ファミリア歯科矯正院長の大塚です。
今月の終了症例からもう一例取り上げてみたいと思います。

前歯の叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)が強いので、歯の本数を減らす必要がありました。しかし、右下は一番大きな第一大臼歯(6歳臼歯)がすでに失われていたので、ブリッジ(抜歯した歯の両隣をつなぐ、固定式の入れ歯)が入っていました。
このため、右下は、
前歯・前歯・犬歯・小臼歯・小臼歯ー( )ー大臼歯:銀歯のブリッジ、となっています。
このため、歯科矯正用アンカースクリューを併用して、右下は追加の抜歯をしなくていいように治療計画を組みました。

No.11V-186

主な症状:
叢生
その他の症状:
欠損歯
年齢:
30歳
性別:
男性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療中 ステップ1
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

小臼歯(4番目・5番目)を抜歯した左右の上、左の下は、
前歯・前歯・犬歯・小臼歯一本・大臼歯・大臼歯
の順で並べてあります。
右下だけは、
前歯・前歯・犬歯・小臼歯・小臼歯ー( )ー大臼歯:
の(  )部の隙間を埋めることによって、
前歯・前歯・犬歯・小臼歯・小臼歯・大臼歯
の順で完成させ、ブリッジ(固定式入れ歯)を無くすことができました。

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2014年11月18日

狭い歯並びと強いでこぼこ 今月の矯正治療例

さいたま市大宮区ソニックシティ12階矯正歯科専門のファミリア歯科矯正・院長の大塚です。
新システムに慣れるためにも(笑)、今月はもう一症例掲載しておきます。

20代の成人男性の治療です。著しい歯列の狭窄(歯並びが狭いこと)がありました。そのため、叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)と開咬(前歯が咬み合わない)の二つの問題点があります。

No.11V-156

主な症状:
開咬
その他の症状:
叢生
年齢:
23歳
性別:
男性

≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

拡大装置で内側から拡げてから、マルチブラケット装置とエラスティック(矯正用の輪ゴム)を上下にかけていただいて、治療を行いました。
治療後(保定中)には、MFT(筋機能訓練)により舌のくせを無くすように練習していただいています。 歯は、頬や唇による外側からの圧力と、舌による内側の圧力のバランスがとれたところに並びます。これだけ術前に狭かったということは、舌の機能に問題があったと考えるべきで、術後の舌の訓練が大切です。

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ファミリア歯科矯正
院長・歯学博士 大塚 亮

院長・歯学博士 大塚 亮

大宮区(さいたま市)の歯医者・矯正歯科ならファミリア歯科矯正にお任せください。当院では、「美しい歯並び」と「健康な噛み合わせ」をすべての患者さんに提供するために日々努力しています。

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