さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
11月20日から22日まで開催された、第78回日本矯正歯科学会学術大会 in 長崎に副院長の大隈と私で参加してまいりました。土曜日も祝日だった関係で、お約束でご不便をおかけして申し訳ありませんでした。
今回は、私が日本矯正歯科学会専門医更新のための症例審査(3ケース)を
副院長の大隈が日本矯正歯科学会専門医取得のための新規申請審査(10ケース)を
それぞれ受験したため、学会前は二人とも多忙で大変でしたが、
無事に両名とも合格いたしました。同意書その他ご協力いただいた患者さん方、当院スタッフの皆さんにも感謝です。
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さて日本矯正歯科学会は、上記のように年一回の大会が78回目(!)、会員数が6000人越え、と、どこをどう切りとっても唯一の日本を代表する矯正歯科学会のはずですから、過去のボタンの掛け違いさえなければ、
日本矯正歯科学会の専門医=厚生労働省も認める日本の矯正専門医
でとっくにすっきりしていたはずなのですが、実際は他にも二つの団体が専門医を認定していることで、10年来の課題として日本には公に認められた「矯正歯科専門医」が存在しません。
それはまるでWBAとWBCとあるのにさらにWBOとIBFが出来て、チャンピオンがあちこちに乱立してしまっているボクシング界のようです。ボクシング界では、先日「モンスター」井上尚弥が優勝したWBSSがあるわけですが、矯正歯科専門医でもそれに相当する(?)統一認定機関が立ち上がりました。
わかる人にしかわからないので、例えの意味がないですね。笑
試験の基準は今のところ日本矯正歯科学会の専門医より少し緩やかなようですので、当院のドクターも取得を目指ししていきます。