さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
受付、診療室内ともほぼ平常状態になりましたので、午後の診療は予定通り行います。
午前中にお越しになれなかった方は、受付に予約変更のご連絡をお願いいたします。
<12:10 追記しました。>
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本日台風15号による交通機関の乱れにより、スタッフのほとんどが出勤で来ていない状況です。
本日ご予約の患者さんも、お越しになれない方は予約時間までにご連絡いただく必要はございません。お越しになれない方は午後2時半以降に受付にご連絡のうえご変更いただければ幸いです。
なお院長の私と歯科衛生士1名はおりますので、お越しになれる方については順番に拝見いたします。
院長 大塚 亮
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
検索システムや当院の終了症例をご覧になっていただいている方は、小臼歯などを抜歯して治療しているケースが多いと感じられることもあるかもしれません。しかし当院は別に抜歯を前提としているわけでは全くないので、今月の終了症例から非抜歯で治療をしたケースを解説したいと思います。
No.12V-501
- 年齢: 12歳
- 女性
- ≫治療前
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- ≫治療後
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小臼歯非抜歯治療を希望されたため、ペンデックスという装置で後方にも側方にも広げました。アゴの後方や側方に広げる余地がある程度以上ないと、前歯が前に出ていくだけになりますので、非抜歯治療はうまくいきません。今回は、上記の装置の後にマルチブラケット装置を併用して、治療を行いました。仕上がりは正直なところやや上下の前歯の唇側(前方)への傾斜が残っていますが、上下の前歯の重なりや各歯のかみ合わせも改善できましたので、歯の本数を残すことを優先するというのは一つの考え方です。
費用は82万円、2年強の治療期間でした。
歯を抜かずに無理に広げたせいで、前歯がかみ合わなくなっていたり、奥歯がスカスカになってしまっている方から相談を受けることがあります。しかし歯を抜きたくないからとにかく広げる というのと、上記したようにどの程度横や後ろにも広げる余地があるのか診査してから治療計画を立案する、というのは大きな違いがあります。
私が所属する日本臨床矯正歯科医会でも、拡大床、床矯正(しょうきょうせい)による安易な拡大による不適切な矯正治療に関して警鐘を鳴らしております。
(記事は→こちら)