今月の終了症例からもう一例取り上げてみたいと思います。
前歯の叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)が強いので、歯の本数を減らす必要がありました。しかし、右下は一番大きな第一大臼歯(6歳臼歯)がすでに失われていたので、ブリッジ(抜歯した歯の両隣をつなぐ、固定式の入れ歯)が入っていました。
このため、右下は、
前歯・前歯・犬歯・小臼歯・小臼歯ー( )ー大臼歯:銀歯のブリッジ、となっています。
このため、歯科矯正用アンカースクリューを併用して、右下は追加の抜歯をしなくていいように治療計画を組みました。
No.11V-186
- 主な症状:
- 叢生
- その他の症状:
- 欠損歯
- 年齢:
- 30歳
- 性別:
- 男性
- ≫治療前
-
上顎
下顎
前歯の関係など
右側
正面
左側
- ≫治療中 ステップ1
-
上顎
下顎
前歯の関係など
右側
正面
左側
- ≫治療後
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上顎
下顎
前歯の関係など
右側
正面
左側
小臼歯(4番目・5番目)を抜歯した左右の上、左の下は、
前歯・前歯・犬歯・小臼歯一本・大臼歯・大臼歯
の順で並べてあります。
右下だけは、
前歯・前歯・犬歯・小臼歯・小臼歯ー( )ー大臼歯:
の( )部の隙間を埋めることによって、
前歯・前歯・犬歯・小臼歯・小臼歯・大臼歯
の順で完成させ、ブリッジ(固定式入れ歯)を無くすことができました。