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2018年1月23日

平常診療をしております。

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

昨日の大雪、皆様は無事にご帰宅なされましたか?

当院は遠方から通勤しているスタッフから帰宅させて、最後は徒歩圏内の2名だけで治療を行いました。^^;
片づけを終えて食事をと思ったら、そごうもルミネもエキュートでさえ早じまい。

大宮駅とそこからほど近いソニックシティビルという恵まれた環境で仕事をさせていただいておりますが、便利なのも都市機能が平常通り機能していればこそ、というのを、台風や大雪の時にいつも痛感させられます。
台風や降雪に関しては、精度の問題こそあれある程度は予想がつきますが、地震などの備えもこういう天災を気を引き締めなおす機会にしたいですね。

ソニックシティビルから見る景色がみるみるうちに白くなるのを見ていて、翌日(今日、火曜日)の朝の出勤も大変心配しましたが、とりあえず大きな遅れもなく診療を開始しております。

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2018年1月22日

選手の言うとおりの靴を作るのは・・・

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

大変な降雪なので、電車等不安がありましたら、遠慮なくキャンセル・変更されてください。


さて、先日伝説のシューフィッターと呼ばれる方がニューバランスと専属契約をしたとのニュースが流れていました。その中で、そのフィッターさんは、時には選手の要望通りにしたと告げながらも、実際はご自分の判断を優先して調整したシューズを提供することもあったそうです。曰く、

「選手の要望通りの靴を作るのは二流」

とのこと。もちろん、陸上競技のような、メダルや記録で結果がはっきりと証明されるからこそ、これを言うことができるのでしょうが...

ひるがえって僕らの仕事ですが、「患者さんが抜きたくないっていうから抜かないでやりました」ということなの??これで終わり??と思わず言いたくなるような、上下前歯の開咬の相談を受けたりすると、例えば抜歯など、必要な処置は、それが患者さんにとって嬉しくないことであってもちゃんと説明するのも医療者の務めでないかと思うのです。
「患者さんが満足すればよい」耳ざわりは良いこのフレーズですが、一歩間違えると、「患者さんさえ満足していればよい」と間違えてないか?と。

逆に、こちらの理想を突き詰めすぎても、over treatment ・過剰診療となっている恐れはありますので、結局のところは「バランスが大切」ということなのでしょう。矯正治療の目的は、歯並び=見た目 の改善が重きをなすことも多いので、そもそも患者さんが治療の結果に満足・納得してくれないことには何も始まらないですから。
それでもやっぱりこう言ってみたい。^^;

「患者の要望通りの治療だけするのは二流」

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2018年1月 9日

部分治療の継続~治療方針の変更した成人女性

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。先週の金曜日1/5より平常診療を開始しております。本年もよろしくお願いいたします。

終了症例事例から、一ケースピックアップして詳細を解説したいと思います。

患者さんは成人女性で、関西の一般歯科で補綴を含めた全体的な歯科治療を行う上で、前歯~小臼歯部分だけ(補綴前)部分矯正をしていたそうです。
関東への転居に伴い、一般歯科をこちらで探されて、転院されました。しかしそちらの先生から、かみ合わせが不安定で上の前歯が出っ歯になってしまっていることから、矯正専門医を受診して治療方針を再検討するようにいわれたとのことで、当院を探されて来院されました。

No.15V-270

44歳
女性
≫治療前

右上中切歯は昔抜歯になって、人口の歯がついていました。下の前歯も、でこぼこがあるということで矯正をするにあたって一本抜歯したそうです。
問題なのは、前歯の関係等の写真でわかるように、右側の前歯~小臼歯が上下で全くかみ合っていないこと。奥歯も(移動中とはいえ)かみ合わせが安定していないのに、ブラケットは前歯から横の小臼歯までしか装着されていないこと。
しかし根本的な問題としては、右上の歯の無い部分(人工歯が装着されている)を矯正治療で閉鎖するのか、インプラントなど矯正治療後に改めて人工歯を入れるのかがはっきりしないまま歯が動かされていることです。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後

右上の人工歯を撤去して、そのスペースに横の側切歯を移動していく治療計画に変更をしました。
右下の第二大臼歯も保存が困難ということで抜歯をしましたが、残す歯にはすべてきちんとブラケットを装着して、かみ合わせを安定化させながら歯の移動をしていきました。

歯の本数の関係で変則的な治療ではありますが、歯並びかみ合わせとも、治療の甲斐があるところまでは持ってこれたと思います。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

どこまで矯正治療で移動をして、どこからは歯を削ったり補ったり、インプラントをするかの判断は難しいところです。もし一医院で完結できる(一人の先生がすべてできる)ならば、その方が良いこともあるかもしれませんし、その場合は、その先生の頭の中にさえ計画があれば良いでしょう。しかし、そうでない場合、例えば今回のように転院が発生したときは、患者さん側と治療を引き継ぐ後医のどちらもが確認できるように、なんらかの書類を残してほしいものです。
私は基本的には被せたりインプラントをしたりという一般歯科治療は、他の先生にお願いいたしますので、ドクター間の意思疎通が大事であると考えています。今回は右上の前歯の歯根(=土台)を、前後的左右的などこの位置におくべきか細かくディスカッションを行いながら治療を完了しました。

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ファミリア歯科矯正
院長・歯学博士 大塚 亮

院長・歯学博士 大塚 亮

大宮区(さいたま市)の歯医者・矯正歯科ならファミリア歯科矯正にお任せください。当院では、「美しい歯並び」と「健康な噛み合わせ」をすべての患者さんに提供するために日々努力しています。

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