大宮ソニックシティ12階 ファミリア歯科矯正院長の大塚です。
現在、かかりつけ歯科医の先生等から大塚宛ての紹介状を頂いている場合を除き、初診相談は院長の大塚と副院長の大隈が交互に行っております。
問診票・アンケートにご記入いただいた上で、診療室内で簡易診査を行います。その後相談室でお話を聞かせていただいた上で、現状や治療についてのご説明をいたします。
考えられる治療方針や開始すべき時期、費用、予想される期間などを簡易診査で可能な範囲でお話ししております。
なお、平日夕方以降や土曜日の混雑時間帯での初診相談は、直近では予約枠の確保が困難です。
できるだけしっかりとお時間をお取りしたいと思っておりますので、平日早めの時間帯をお選びいただく、できるだけ早めにご予約をしていただく、などのご協力をお願いいたします。
さいたま市大宮区ソニックシティ12階矯正歯科専門のファミリア歯科矯正・院長の大塚です。
新システムに慣れるためにも(笑)、今月はもう一症例掲載しておきます。
20代の成人男性の治療です。著しい歯列の狭窄(歯並びが狭いこと)がありました。そのため、叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)と開咬(前歯が咬み合わない)の二つの問題点があります。
No.11V-156
- 主な症状:
- 開咬
- その他の症状:
- 叢生
- 年齢:
- 23歳
- 性別:
- 男性
- ≫治療前
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- ≫治療後
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拡大装置で内側から拡げてから、マルチブラケット装置とエラスティック(矯正用の輪ゴム)を上下にかけていただいて、治療を行いました。
治療後(保定中)には、MFT(筋機能訓練)により舌のくせを無くすように練習していただいています。
歯は、頬や唇による外側からの圧力と、舌による内側の圧力のバランスがとれたところに並びます。これだけ術前に狭かったということは、舌の機能に問題があったと考えるべきで、術後の舌の訓練が大切です。
大宮ソニックシティ12階ファミリア歯科矯正院長の大塚です。
以前のブログから、各月の終了症例一覧の症例をピックアップして詳しく説明をする記事を書いてきましたが、新システムでも同様に継続していきたいと思います。
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今月は、多くの乳歯が虫歯になって、保存不可能な残根状態(根っこだけ残っている)だったり、早期脱落(早くになくなってしまう)してしまっている、反対咬合(受け口)の小学生男子です。
乳歯は、次のはえてくる永久歯と入れ替わりで抜けてくれないと、周囲の歯が倒れて永久歯がはえてくる場所がなくなってしまったり、生えてくる永久歯が目標を失っておかしな方向ではえてきてしまったり、かみ合わせが崩れてしまったりします。
No.10V-446
- 主な症状:
- 欠損歯
- その他の症状:
- 反対咬合
- 年齢:
- 8歳
- 性別:
- 男性
- ≫治療前
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- ≫治療後
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こちらの患者さんの場合は、相当数の乳歯が抜歯をしないといけないような(保存不可能な)状態でしたので、それらを抜歯しました。さらに必要な場所に必要な空隙を確保しながら、受け口になっていた前歯も治してしまって、第一期治療を終えています。
しかし、歯が少ないと、受け口を治すときに「支え」になってくれる歯が少なくて時間がかかる、後から出てくる永久歯の場所を確保する装置が必要になる、など、費用も時間も余分にかかることになってしまいます。
どうせ抜ける乳歯だし、とあなどるなかれ、乳歯にも大事な役割があります。また虫歯はかなり食習慣に関係のある病気ですので、お子さんの歯磨き習慣・食習慣に問題がある場合は、そこの改善も重要です。
これから成長が落ち着くまで経過観察になります。