さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。まだまだコロナウィルスを侮ることはできませんが、久々の行動制限のないGWとなりました。皆さまはいかがお過ごしになられておられますでしょうか。当院は4/28~5/5の間お休みを頂戴しましたが、本日より通常診療を開始しました。
症例検索システムの更新に合わせて、今月の終了症例から一例ブログに掲載をしたいと思います。
No.18V-020
- 15歳
- 男性
- 治療にかかった費用:
- 86万円
歯が埋まっていることを一般歯科さんで指摘された、とのことで当院に来院されました。
叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)、開咬(前歯が咬み合わない)の傾向に加えて、右上犬歯は完全に真横に、左上は斜めに埋まっていることが検査の結果判明しました。
- ≫治療前
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- 上顎
- 下顎
- 前歯の関係など
- 右側
- 正面
- 左側
右上の犬歯は完全に水平に埋まっているので、こちらは出すことを諦めて口腔外科にて抜歯。左上は小臼歯を抜歯して、埋まっている犬歯は出すことにしました。下は左右小臼歯を抜歯して整えました。
- ≫治療後
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- 上顎
- 下顎
- 前歯の関係など
- 右側
- 正面
- 左側
マルチブラケット装置を3年弱使用し、35回程度の来院が必要でした。やや変則的な配列にはなりましたが、叢生や開咬もきれいに治りました。
埋伏している歯を出すのは、「その歯がでてこない」ということが最大のリスクとなります。100%はありませんが、画像診断や患者さんの年齢などから判断して治療方針を立案することが重要です。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。