さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
ここのところあれこれ忙しく、症例解説をサボってしまっておりました。
非常に強い上顎前突で、上のみ抜歯して前歯を後方に下げるという選択肢も充分ありうる状態でしたが、若年でかつ口唇形態が著しく突出していたので、下の小臼歯も抜歯することにしました。
その分治療の難易度は上がりますが、治療後の変化を見ると、下も後方に下げるこの治療方針でよかったと思います
No.18V-172
- 年齢・性別:
- 16歳・女性
- 治療にかかった費用:
- 78万円
- ≫治療前
-
- ≫治療後
-
矯正治療で抜歯が必要な時、通常「抜く本数は少なければ少ないほど良い」と思いがちです。
しかし、特に審美的な目的で前歯を後方に下げるときなどは、「上下ともしっかり下げる」ために4本抜くのが望ましいことが多いです。
逆に、(本来は下の前歯も後方に下げたいのだが)上が追いつけなくなってしまうので「上しか抜けない」ということがあります。この場合は、下は抜かずに逆に前方に広げることになってしまいます。
ここでどちらの判断をするかが、矯正歯科医の大事な能力のひとつだと考えています。安易に上のみの抜歯をすると、下の排列に無理が出て、後戻りリスクが高まったり、最後方の奥歯が正しい位置に持っていけないリスクが高まります。一方、移動量が多くなると、後述の歯根吸収のリスクは高まる面があります。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※表示されている<治療にかかった費用>は、契約を行った当時の治療費(税抜)です。現在の治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
当院では、来夏のスタッフの退職に向けて、常勤の歯科衛生士と受付担当者を各1名ずつ募集を継続しております。詳しくは
募集要項をご覧ください。
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少し更新の間隔が空いてしまってすいません。当院終了事例より一例ご紹介します。
No.18V-060
- 主な症状:
- 上顎前突
- その他の症状:
- 叢生
- 抜歯部位
- 上:
- 74|48
- 下:
- 85|58
- 治療にかかった費用:
- 90万円+税
- ≫治療前
-
- ≫治療後
-
このような前歯の移動量が大きいケースでは、歯根吸収や強い歯肉退縮という二つの副作用が心配されます。幸い歯根についてはほぼノーダメージでした。歯肉退縮は、特に下の前歯の一部で「ブラックトライアングル」という根元に近い部分の空隙が一部生じています。強い痛みなどはありませんでした。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
無断複製お断りします Familia orthodontics all rights reserved
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月の終了症例から一ケースピックアップして紹介したいと思います。
小臼歯の抜歯の必要性について、最後に少し解説しております。
No.16V-211
- 18歳
- 女性
- 上顎前突(出っ歯)・開咬(前歯が咬み合わない)・叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)のある高校生の患者さんです。
- ≫治療前
-
特に左上の奥歯のずれが強かったため、こちらを一度後ろに移動して、さらに小臼歯抜歯を併用したマルチブラケット療法を行っています。
- ≫治療後
-
前歯が後退して上下的にもしっかりと被さり、正常咬合になりました。
費用は90万円、治療期間はおおむね3年が必要でした。
このブログでも何度も触れていますが、歯科治療である以上、少しでも歯の本数を維持することは大切なことです。しかし、全ての(28本の)歯が生えた結果、上顎前突(出っ歯)・開咬(前歯が咬み合わない)・叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)が存在している以上、それらの前後的・上下的なずれや、アゴの大きさと歯の大きさのアンバランスを解消するためには、「場所」が必要になってきます。
ですので、このケースでは、合計4本の小臼歯抜歯を行っています。前歯を後退させることができたので、矯正治療後に口元のラインがきれいになっていませんか?
唇が閉じやすくならないと、このようなきれいなS字状のカーブにはなりません。必要な抜歯まで無理に回避すると、歯の本数を助ける代わりに何か無理がかかることがありますので、矯正治療前の診断と治療方針立案は、実際の治療手技と同じかそれ以上に重要です。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月も『今月の症例一覧』を更新しました。
初診相談をしていてもそうなのですが、自然と似たような患者さんが続くことがあります。
例えば外科的処置の併用が必要な患者さんが月に4人も5人もいらしたり、
埋伏歯(埋まった歯)の患者さんが続いたり。
今月はやけに口元の変化をお見せしたいケースが多くて、4ケースで側貌の写真を掲載しております。いずれも小臼歯を抜歯して、ある程度以上は前歯を後退させたケースです。
是非上から下までご覧ください。
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昨年春まで常勤で受付をしてくれていた関根が、この7月から非常勤勤務をしてくれることになりました。プライベートの予定の関係で期間限定ではありますが、皆さまよろしくお願いします。
おかげさまで最近常時予約が混んでいるので、受付も診療室も経験者が出てくれるととても助かります。
女性の多い歯科医院という職場では、様々なライフイベントで退職したり長いお休みに入ったり、ということが避けられないわけですが、おかげさまで長く勤務してくれるスタッフ、退職後や非常勤になっても当院を気にかけてくれるスタッフたちに助けられて日々当院は運営できていることは、とてもありがたいことです。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。令和が大きな災害のない、平和な時代であってほしいものです。
屋久島や九州でさっそく大雨が降りましたが・・・
(今更ではありますが)皆さまはどのようなGWを過ごされましたか?
予約などの準備にとりかかるのがいつも遅くて、混雑も嫌いな我が家は、特に遠出をすることもなく計8日間の休みを過ごしました。^^; おまけに本年秋の日本矯正歯科学会で、受ける専門医資格更新試験の準備もしていたりして・・・
実はGWよりも、そのあとのメットライフドームのサザンオールスターズのライブが個人的には待ち遠しいイベントだったのですが、還暦過ぎとは思えない桑田さんのパフォーマンスを期待通りに満喫してきました!!
思えばその昔、まだ屋根無しの西武球場のサザンオールスターズ復活祭に行ったのは31年前、高校生の時でした。その30年前にも、今回のライブでもやった曲が何曲かあるのですが、それぞれまったく古さを感じませんでした。桑田さんは本当に凄い人です。
話が大幅にそれましたが、さぼり気味の症例解説をしたいと思います。
No.15V-235
- 16歳年齢:
- 女性
- ≫治療前
-
- ≫治療中 ステップ1
-
- ≫治療後
-
出っ歯の治療をするときは、上だけ小臼歯を抜く方が、前歯を移動する量が少なくなって治療が楽になる場合が多いです。しかし、下あごが小さいのにそれをやってしまうと、一見きれいに並んでいるようであっても、実は「とても窮屈」な状態になっていつまでも安定しなくなることが考えられます。このような場合、たとえ治療が難しくなったとしても、下も抜歯して少しゆとりをもたせてあげることが必要です。
逆に今月のこの症例のように、下を抜かずに治療すると決めた場合は、一番後方の歯がしっかり出てこられるのか、下の前歯が前に膨らみすぎないか、その2点をしっかり判断することがとても大切です。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
安倍首相が「今なら勝てるだろ解散」をしたと思ったら
野党第一党であるはずの民進党が海のものとも山のものともつかない小池新党:希望の党に合流しちゃうの!?と思ったら
「選別と排除」発言で立憲民主党立ち上げ
と最終的にどうなることやら。。。
なんだか烏合の衆の離合集散、自分の食い扶持確保に汲々とする様を延々と見せられていると、投票行かない人がますます増えてしまうだけで、それで喜ぶのは??
などとやっていますと矯正歯科医のブログでもなんでもなくなるのでこの辺にして、今日も今月の終了症例集から一例ブログで紹介します。
No.14V-625
- 年齢:
- 24歳
- 性別:
- 女性
- ≫治療前
-
- ≫治療後
-
抜歯をするかしないか、は矯正歯科治療における永遠のテーマです。特に歯科矯正用アンカースクリューが登場して、大臼歯(奥歯)を後ろに下げていくことがそれほど難しくなくなってきたこの10年、治療方針を迷うことも増えてきました。
しかし日本人は基本的に短顔系の奥行きの少ない顔=アゴをしていますから、僕はあまり大きく(例えば奥歯一本分まるまる)後ろに向かってすべての歯を下げるのは、無理がある場合が多いと考えています。
もちろん健全な歯を合計4本も減らすことには抵抗がある方が多いこと自体は重々承知していますが、あくまで美的なものや歯茎の健康を考えたうえでの「必要な」抜歯だとおもっています。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。当院は明後日8月10日より17日まで、夏休みの休診期間とさせていただきます。
毎日暑い日が続いていますが、皆さまも体調など崩されぬようご注意ください。今年も広島原爆の日、長崎の原爆の日、終戦記念日がやってきますね。台風や大雨による災害がない夏だといいのですが。
さて今月も、本ブログで終了事例の中から一ケース解説を加えたいと思います。
No.14V-646
- 年齢:
- 15歳
- 性別:
- 女性
- ≫治療前
-
- ≫治療後
-
永久歯が欠損している場合、その対処は
1.入れ歯(ブリッジ、インプラントなど含む)で補う
2.矯正治療で周囲の歯を動かして、欠損部の隙間を無くしてしまう
のどちらかにすることが多いのですが、今回の患者さんの右下に関しては、残っている乳歯の状態が良かったため、将来1.を選ぶことにあってもそれはかなり先であると判断しました。欠損が複数あるとまた話は変わってくるのですが、今回は一歯のみだったこともあり、この判断が良かったと考えています。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月も終了症例から一例ピックアップします。今月は、当院らしく(^^;)なかなか大変なケースが多かったのて、どのケースをご紹介しようか迷いました。その中から、日本人の不正咬合の中では比較的レアな、「2級2類」と呼ばれる状態の患者さんを解説することにしました。「2級」というのは歯科の世界では「出っ歯」を表すのですが、通常の前歯2本もしくは4本が前にでているのを「1類」と言います。それに対して、「(出っ歯が隠れていて)2本の前歯が内側に倒れこみ、その両隣が前にでている状態」を「2類」と呼びます。
- 30歳
- 女性
- ≫治療前
-
- ≫治療後
-
歯科矯正用アンカースクリューを併用して左下の第二大臼歯や親知らずを手前にひっぱり、隙間を無くしました。上は第一小臼歯と親知らずが抜歯の対象になりました。
第一大臼歯は1センチ以上ある大きな歯なので、この歯を無くすことは大きな損失なのですが、奥の二本に咬みあわせに参加してもらうことにより、ダメージを最低限に抑えられたと思います。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
無断複製お断りします Familia orthodontics all rights reserved
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
本日も毎月恒例の終了事例集を更新したのですが、↓に掲載するケースの登録時にエラーが起きて、ヘッダーの部分に文字が大量に表示されてしまうようです。
最下段までスクロールしていただければ写真も見られるのですが、この14V-263だけは写真が表示されないようですので、こちらに転載しておきます。
現在運営会社にエラーの原因をチェックしていただいておりますので、復旧までしばらくお待ちください。
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2017/5/2 5/1に上記のような状況でしたが、無事復旧し、ちゃんと表示されているようです。
せっかくですので(笑)、今月はこちらの患者さんを解説します。
No.14V-263
- 24歳
- 女性
- ≫治療前
-
- ≫治療後
-
口元とくに上唇のカーブがきれいになっています。確かに小臼歯4本を抜歯するのはもったいないことですが、咬みあわせだけでなく審美性・見た目の美しさを追求するのに、やむを得ず抜歯をする場合があります。
もちろん、抜歯は強制ではありませんので、非抜歯治療を選択することも可能な場合もたくさんあります。「非抜歯ではそれほど引っ込まない」という場合が多いことはご理解のうえ、ご選択いただければと思います。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月の終了事例一覧から、1ケースをピックアップして解説します。
当院の一期治療では、審美的な目的で歯を抜く決断をすることはまずありません。一期治療は、二期治療で行う治療の選択肢を増やすことが重要な目的の一つです。この患者さんでも、歯を抜かない矯正と、口元を引っ込めるための抜歯治療を、二期になってから選択していただきました。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
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さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月の終了症例の中から、今月もおひとりピックアップして紹介します。
- 13歳:女性
- ≫治療前
-
- ≫治療後
-
治療終了後です。下の歯並びの左側へのずれを解消しながら、治療を行いました。上下の正中もきれいに一致しました。左下の第二大臼歯の後ろ側に、少し歯ぐきがかぶってしまっていますが、もう少し後になったらここに埋まっている親知らずの抜歯が必要です。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
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さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。今月も終了症例の中なら一ケースピックアップしてみました。
No.11V-317
- 14歳
- 男性
- ≫治療前
-
- ≫治療後
-
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
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さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月の終了症例の中から、お一人ピックアップして解説を加えたいと思います。
患者さんは、歯のはえてくるスペース不足を心配して来院された、小学生の女子です。
検査の結果、左下側切歯が先天欠損(生まれつきの不足)していました。
確かに上の歯はスペース不足でしたが、歯のサイズがそれほど大きくありませんでしたので、上にスペースを作っていきました。問題は、上に対して下の歯が一本少ないことなのですが、取り外しのできる機能的矯正装置を併用しながら前後的なズレを解消していくことにしました。
矯正歯科治療により、上下のかみ合わせを全体的に少しずつずらして、下の歯の不足分(通常は一本少ない分、出っ歯になってしまう)を解消されました。
一本生まれつき歯が足りない場合、(1)一本増やす(入れ歯、インプラント、など)か、(2)ほかの部位で計3本減らして上下左右の本数を揃える、が考えられますが、状況によってはこのような治療法も考えられます。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
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さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。今月は、過去の終了症例の方の終了後3年経過を掲載したいと思います。
No.11V-131
- ≫治療前
-
上顎の第二大臼歯(7番目)と親不知(8番)を入れ替えることにより、スペースを確保しながら咬みあわせを深くするように治療を行いました。
- ≫治療終了時
-
マルチブラケット装置を撤去したところです。上下の前歯がきれいに並び、しっかりと上下で当たるようになっているいことがわかります。
- ≫保定3年経過時
-
マルチブラケットによる治療が終了して約3年が経過しました。現在は夜間のみリテーナーを使用していますが、とても安定しています。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
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さいたま市大宮区の矯正歯科専門歯科医院 ファミリア歯科矯正の院長 大塚です。
今月も終了症例を10ケース追加しました。
今月は比較的一般的な叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)の患者さんが多かったですね。
恒例の症例ピックアップでは、機能的矯正装置(取り外し式のマウスピース)と部分的なブラケットで第一段階の治療を行い、中学生になって全ての永久歯がはえてから全体の矯正治療を行った、女性の患者さんです。
No.10V-355
- 年齢:
- 11歳
- 性別:
- 女性
- ≫治療前
-
- ≫第二段階開始時
上にだけ、ユーティリティ・アーチと呼ばれる部分矯正装置が装着されています。
-
- ≫治療後
-
第一段階の途中で上あごの第一小臼歯(4番目)の抜歯を、第二段階に入るときに下あとの第二小臼歯(5番目)の抜歯を行いました。叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)・上顎前突(出っ歯)で、さらに過蓋咬合(深い咬みあわせ)でもある難しい患者さんでしたが、成長期のいい時期を選んで治療させていただいたので、とてもきれいになりました。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12階 ファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月も終了事例をアップしましたので、その中から一例を取り上げたいと思います。
患者さんは20代の成人女性、左の十二歳臼歯が鋏状咬合(すれ違い)を起こしていて、また下あごが後退していて上下のずれが大きく、下あごの前方移動を行う外科手術も治療方針の一つとして提案したくらいでした。
ただ、現在では「歯科矯正用アンカースクリュー」という、奥歯を後ろや上方に移動するなどの手段が使えますので、口蓋(上あごの裏側)にアンカーを設置させていただきました。
No.11V-469
- 主な症状:
- 上顎前突
- その他の症状:
- 叢生
- 年齢:
- 29歳
- 性別:
- 女性
- ≫治療前
-
左側の写真は、奥歯のすれ違いがわかるように撮影しています。咬みあわせも浅く、開咬(前歯が咬み合わない)の傾向もあります。
- ≫治療後
-
小臼歯を4本抜歯してあります。治療後は、正中(上下の真ん中)も一致し、奥歯も上下が交互にかみ合っています。「前歯の関係」を治療前後で比較していただくと、きちんと咬みあわせも整えられたことがよくわかります。
インビザライン(マウスピース)や裏側で同じように、と言われると難しいケースだったかもしれませんが、唇側(表側)のブラケットを使わせていただけましたので、よい結果が得られました。