さいたま市大宮区桜木町1-7-5ソニックシティビル12Fのファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
おかげさまで、昨年来行ってきた受付と歯科衛生士の求人が完了しました。衛生士は新卒2名が4月よりトレーニングを開始することになっております。患者さん方にはご面倒をおかけすることもあると思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、今月もまた12ケースをデータベースに追加しましたので、その中から一ケース紹介いたします。
No.07V-176
- 年齢:
- 18歳
- 抜歯部位
- 上:
- 84|48
- 下:
- 84|48
- 主な使用装置:
- FEA
- 治療にかかった費用:
- 85万円
- ≫治療前
-
- ≫治療後
-
開咬は、前歯がかみ合わない状態ですので、
・食べ物をきちんと噛み切れない
・上下前歯の隙間に下を差し込む悪い嚥下(飲み込み)癖がついてしまう
・前歯の役割を奥歯が兼務することになり、後々奥歯や奥歯の歯茎に悪影響が出やすい
という問題があります。今回は小臼歯を4本抜いて審美的な変化も追求しましたが、「前歯で咬めるようにする」という機能的改善がとても重要です。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
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さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
日本矯正歯科学会の臨床指導医(旧称:専門医)更新、日本矯正歯科専門医機関の専門医試験などによるウェブサイトの審査が続いたこともあって、未だに症例検索システムが再稼働させられずにおりますが、今月の終了症例として詳しく解説した記事を作りましたので、一症例だけ掲載します。システムは、各患者さんデータの修正が8割がた終了しましたので、GW明けを目途に再開を目指しています。
No.17V-167
- 主な症状:
- 叢生
- 年齢:
- 40歳
- 性別:
- 女性
- 抜歯部位
- 上:
- 8448欠
- 下:
- 85欠 |8
- 主な使用装置:
- FEA
- 治療にかかった費用:
- 70万円
- ≫治療前
-
- ≫治療中 ステップ1
-
- ≫治療後
-
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※成人や永久歯がすべて出ている歯並びでの、全体の矯正治療には18~36か月を要します。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月の終了症例から一ケースピックアップして紹介したいと思います。
小臼歯の抜歯の必要性について、最後に少し解説しております。
No.16V-211
- 18歳
- 女性
- 上顎前突(出っ歯)・開咬(前歯が咬み合わない)・叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)のある高校生の患者さんです。
- ≫治療前
-
特に左上の奥歯のずれが強かったため、こちらを一度後ろに移動して、さらに小臼歯抜歯を併用したマルチブラケット療法を行っています。
- ≫治療後
-
前歯が後退して上下的にもしっかりと被さり、正常咬合になりました。
費用は90万円、治療期間はおおむね3年が必要でした。
このブログでも何度も触れていますが、歯科治療である以上、少しでも歯の本数を維持することは大切なことです。しかし、全ての(28本の)歯が生えた結果、上顎前突(出っ歯)・開咬(前歯が咬み合わない)・叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)が存在している以上、それらの前後的・上下的なずれや、アゴの大きさと歯の大きさのアンバランスを解消するためには、「場所」が必要になってきます。
ですので、このケースでは、合計4本の小臼歯抜歯を行っています。前歯を後退させることができたので、矯正治療後に口元のラインがきれいになっていませんか?
唇が閉じやすくならないと、このようなきれいなS字状のカーブにはなりません。必要な抜歯まで無理に回避すると、歯の本数を助ける代わりに何か無理がかかることがありますので、矯正治療前の診断と治療方針立案は、実際の治療手技と同じかそれ以上に重要です。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月も症例検索システムに新しい終了ケースを登録したのですが、今日は先月分の、床矯正(患者さんは「歯列育形成」を受けた、とおっしゃっていましたが)のやり直しを当院でおこなった男子高校生症例をお見せしたいと思います。
No.16V-469
- 16歳
- 男性
- ≫治療前
-
- ≫治療後
-
これまではこのようなやり直し症例、矯正歯科専門医を嘆かせる治療といえば「床矯正」「小児期の拡大のしすぎ」が定番でしたが、最近はそこにマウスピース矯正、インビザラインとその模倣品にプレオルソなどの既製品も加わって、ますます混沌としてきています。
「治療」といえる範囲で収まっているのであれば、もちろんどこで誰が何をしてもいいのですが、中には「いったいこれは何をしているのだろう??」というものも決して少なくありません。これから始まる「新・矯正歯科専門医制度」がそんな状況を改善する第一歩になるといいのですが。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
今月も、終了症例の中から一例詳細を解説したいと思います。
←のようなプレートの使用を続けていたそうです。「体や骨が柔らかい」「順応性が高い」お子さんの時期だからこそ、装置が「効いてしまって」このような開咬が出てきたと思われます。
このブログでも何度か取り上げたことのある、いわゆる「床(拡大)矯正(装置)」とは若干違うタイプではありましたが、矯正装置(の形をしたもの)を無秩序に長期間使うことの怖さを感じます。
さすがに小学生から高校生まで通院しているのに、改善が認められないということで転院されてきましたが、もしそのままあと数年やっていたら、いったいどんな状態だったのでしょうか。
●「体や骨が柔らかい」「順応性が高い」お子さんの時期であっても、無理な治療法では無理がある。
●「体や骨が柔らかい」「順応性が高い」お子さんの時期だからこそ誤った方向に順応してしまうと、元に戻すのが大変困難になる。
そんな典型例でした。
「どこでどれだけ歯科矯正学の勉強をすれば、矯正歯科医として確かな力量がある」と客観的に判断できるのか、これはそもそも歯医者の世界にいる私たちでも誰も知らないことですから、ましてや一般の方にわかるはずもないことですが、治療期間や目標が不安になったときは、一度立ち止まることも必要なことを知っていただきたく、今月は本症例を取り上げました。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。今回は先月分の続きとして、もうお一人、犬歯により前歯の吸収が生じた患者さんをご紹介します。
「左上の犬歯が生えていない」と中学校の学校検診で指摘されたので、かかりつけ医でレントゲン検査をしたところ、出てきていない犬歯は斜めになっており、左上の前歯の歯根にぶつかって、これを吸収していることが判明しました。前歯は2本とも重度の吸収をうけていて、保存することが難しい状態であることがわかりました。
No.12V-594
- 13歳
- 男性
- ≫治療前
-
- ≫治療後
-
左下の前歯が左上に移植されています。残念ながら、初期虫歯である白斑があちこちにできてしまっていますが、歯並びと咬みあわせがきれいに改善しています。
上の犬歯は通常(十二歳臼歯を除いて)最後にはえてくる歯です。このため、それより前にはえている5本の永久歯ですでに場所がうまってしまっていると、はえる場所が不足するのではみ出していわゆる「八重歯」になります。
そして、外に向かってはみ出て「八重歯」になってくれるならいいのですが、この患者さんや前月の記事の患者さんのように、あらぬ方向を向いてはえてこようとすると、前歯の根を溶かして思わぬトラブルを生み出すことがあるのです。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
やけに暖かい日が続いたり、あまり師走も師走、あと今年も二週間とは全く実感がありません。
少し遅くなりましたが、今月も終了事例から一例紹介します。
横の歯の開咬(咬み合わない)が強い、上顎前突(出っ歯)の11歳の女性でした。
治療途中で、MFT(筋機能訓練)も行いました。小臼歯非抜歯で治療が完了しています。
「舌」というのは巨大な筋肉の塊でとてもパワフルですから、この患者さんでも舌の位置の訓練を重要視しました。トレーナーは各種のものがいろいろな会社から出ていますが、基本的な仕組みや発想はそれほど大きな違いはないと思います。トレーナーの使用により、その後のマルチブラケット法とMFTの進行がスムーズになったと思います。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
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さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。今月は、過去の終了症例の方の終了後3年経過を掲載したいと思います。
No.11V-131
- ≫治療前
-
上顎の第二大臼歯(7番目)と親不知(8番)を入れ替えることにより、スペースを確保しながら咬みあわせを深くするように治療を行いました。
- ≫治療終了時
-
マルチブラケット装置を撤去したところです。上下の前歯がきれいに並び、しっかりと上下で当たるようになっているいことがわかります。
- ≫保定3年経過時
-
マルチブラケットによる治療が終了して約3年が経過しました。現在は夜間のみリテーナーを使用していますが、とても安定しています。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
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