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2018年1月 9日

部分治療の継続~治療方針の変更した成人女性

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。先週の金曜日1/5より平常診療を開始しております。本年もよろしくお願いいたします。

終了症例事例から、一ケースピックアップして詳細を解説したいと思います。

患者さんは成人女性で、関西の一般歯科で補綴を含めた全体的な歯科治療を行う上で、前歯~小臼歯部分だけ(補綴前)部分矯正をしていたそうです。
関東への転居に伴い、一般歯科をこちらで探されて、転院されました。しかしそちらの先生から、かみ合わせが不安定で上の前歯が出っ歯になってしまっていることから、矯正専門医を受診して治療方針を再検討するようにいわれたとのことで、当院を探されて来院されました。

No.15V-270

44歳
女性
≫治療前

右上中切歯は昔抜歯になって、人口の歯がついていました。下の前歯も、でこぼこがあるということで矯正をするにあたって一本抜歯したそうです。
問題なのは、前歯の関係等の写真でわかるように、右側の前歯~小臼歯が上下で全くかみ合っていないこと。奥歯も(移動中とはいえ)かみ合わせが安定していないのに、ブラケットは前歯から横の小臼歯までしか装着されていないこと。
しかし根本的な問題としては、右上の歯の無い部分(人工歯が装着されている)を矯正治療で閉鎖するのか、インプラントなど矯正治療後に改めて人工歯を入れるのかがはっきりしないまま歯が動かされていることです。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後

右上の人工歯を撤去して、そのスペースに横の側切歯を移動していく治療計画に変更をしました。
右下の第二大臼歯も保存が困難ということで抜歯をしましたが、残す歯にはすべてきちんとブラケットを装着して、かみ合わせを安定化させながら歯の移動をしていきました。

歯の本数の関係で変則的な治療ではありますが、歯並びかみ合わせとも、治療の甲斐があるところまでは持ってこれたと思います。

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

どこまで矯正治療で移動をして、どこからは歯を削ったり補ったり、インプラントをするかの判断は難しいところです。もし一医院で完結できる(一人の先生がすべてできる)ならば、その方が良いこともあるかもしれませんし、その場合は、その先生の頭の中にさえ計画があれば良いでしょう。しかし、そうでない場合、例えば今回のように転院が発生したときは、患者さん側と治療を引き継ぐ後医のどちらもが確認できるように、なんらかの書類を残してほしいものです。
私は基本的には被せたりインプラントをしたりという一般歯科治療は、他の先生にお願いいたしますので、ドクター間の意思疎通が大事であると考えています。今回は右上の前歯の歯根(=土台)を、前後的左右的などこの位置におくべきか細かくディスカッションを行いながら治療を完了しました。

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2017年8月 8日

下の小臼歯が一本うまれつき無い患者さんの治療

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。当院は明後日8月10日より17日まで、夏休みの休診期間とさせていただきます。
毎日暑い日が続いていますが、皆さまも体調など崩されぬようご注意ください。今年も広島原爆の日、長崎の原爆の日、終戦記念日がやってきますね。台風や大雨による災害がない夏だといいのですが。

さて今月も、本ブログで終了事例の中から一ケース解説を加えたいと思います。

No.14V-646

年齢:
15歳
性別:
女性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

患者さんは高校生・女子。出っ歯を治したいということで来院されました。全体のかみ合わせとしては、中程度の上顎前突(出っ歯)で、空隙歯列(すきっぱ)になっていました。
右下の第二小臼歯(前から5番目)が、生まれつき不足していて、そこには第二乳臼歯(乳歯の奥歯)が残っています。

≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

残っている乳歯がまだしっかりしていてかなり長く使えそうであることなど、総合的に判断した結果、右下の乳歯を残したまま、上の歯並びを全て後ろに移動して上顎前突(出っ歯)と空隙閉鎖を行いました。
「前歯の関係等」の写真を治療前後で比較してみてください。

永久歯が欠損している場合、その対処は
1.入れ歯(ブリッジ、インプラントなど含む)で補う
2.矯正治療で周囲の歯を動かして、欠損部の隙間を無くしてしまう のどちらかにすることが多いのですが、今回の患者さんの右下に関しては、残っている乳歯の状態が良かったため、将来1.を選ぶことにあってもそれはかなり先であると判断しました。欠損が複数あるとまた話は変わってくるのですが、今回は一歯のみだったこともあり、この判断が良かったと考えています。

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2016年9月 5日

正中過剰埋伏歯による大きな正中離解(前歯の隙間)の症例

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

今月も終了事例から一症例、解説をしたいと思います。

No.11V-311

年齢:
11歳
性別:
男性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 上の前歯の間に過剰歯(余分な歯)が埋まっていたため、大きな隙間がありました。また、下の前歯が正面からまったく見えない、「過蓋咬合(深い咬み合わせ)」でもありました。
    生えかわりの途中では、前歯の間に少しずつ隙間があることは正常なのですが、この空き方はなにかしらの異常があるパターンです。

≫治療中 ステップ1
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 第I期治療として、口腔外科にて正中の過剰な歯を抜歯してもらってから、前歯を圧下(歯ぐきに押し戻す)と隙間の閉鎖を行っておきました。
    その後は、全ての歯のはえ代わりが終了するまで経過観察しました。生えかわりの顎の成長がほぼ終了した段階では、強い叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)で八重歯になりました。

≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
  • 第二期治療として、上下左右各1本の小臼歯抜歯を伴うマルチブラケット療法を行いました。
    歯の大きさが大きい時は、無理をせず抜歯をして余裕を持たせてあげることも多いです。最終的には前歯の隙間が閉じたのはもちろん、きれいな歯並びと正しい咬みあわせになりました。

症例の詳細は以上です。第一期治療でどこまでやっておくか、という判断はとても重要です。
歯科矯正の治療対象となる不正咬合のうち、叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)は、虫歯や悪い腫瘍の様にほっておくとどんどん悪くなるわけではありませんので、とにかく小さいうちに、早くスタートすればいいわけではありません。今回のケースは、どこの時期に何の治療をしておくか、という見極めが大切です。

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2016年7月 2日

生まれつき下の前歯が少ないのをカバーした患者さん

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

今月の終了症例の中から、お一人ピックアップして解説を加えたいと思います。

患者さんは、歯のはえてくるスペース不足を心配して来院された、小学生の女子です。
検査の結果、左下側切歯が先天欠損(生まれつきの不足)していました。

確かに上の歯はスペース不足でしたが、歯のサイズがそれほど大きくありませんでしたので、上にスペースを作っていきました。問題は、上に対して下の歯が一本少ないことなのですが、取り外しのできる機能的矯正装置を併用しながら前後的なズレを解消していくことにしました。


≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

矯正歯科治療により、上下のかみ合わせを全体的に少しずつずらして、下の歯の不足分(通常は一本少ない分、出っ歯になってしまう)を解消されました。
一本生まれつき歯が足りない場合、(1)一本増やす(入れ歯、インプラント、など)か、(2)ほかの部位で計3本減らして上下左右の本数を揃える、が考えられますが、状況によってはこのような治療法も考えられます。

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2015年7月10日

下の前歯の生まれつきの不足を、矯正治療でカバー

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

今月の終了症例一覧から、おひとりピックアップします。
初診来院時点では9歳の、小学生の女児です。


No.06V-132

≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  •  
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

生まれつき下の前歯2本が欠損していました。上の歯並びは、側切歯(2番目)が完全に内側に入ってしまっています。まずは上の部分矯正のみ行い、引っ込んでいる側切歯を前に出して、第二期に備えることにしました。

≫治療中
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

部分矯正を終えて、下は前歯の欠損している隙間が残り、上は八重歯の状態になっています。
欠損している下の前歯部分は、補綴(人工の歯で補うこと)をするのが難しい場所ですので、上の小臼歯を二本抜歯して八重歯を治すとともに、上下の歯の本数を一致させることにしました。


≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

マルチブラケット装置で治療を行いました。下の前歯欠損部の隙間は、全てご自分の歯を移動してくることにより閉鎖してあります。上は左右一本ずつ抜歯をしたので、八重歯がきれいに治っているのはもちろん、上下の正中も一致しきれいな歯並び・咬みあわせとなっています。


第二小臼歯(5番目)と側切歯(2番目)は、上下とも先天的な欠損(生まれつき足りない)が生じやすい歯です。こちらの患者さんのように、あらかじめ歯数の不足があることが分かっていますと、今回のように 「矯正治療で周りの歯を移動することにより、欠損している隙間を無くす」 治療がしやすいです。全て自分の歯で隙間が無くなってくれれば、入れ歯・ブリッジ・インプラントといった人工物を入れる必要がなくなります。 ですので、 永久歯の前歯が出そろった時など、(必要ならば)第一期矯正治療を始めるのにちょうど良い時期までに矯正歯科医に一度診てもらっておく、 あれ?本数が足りないかな?と思ったときにはすぐに矯正歯科医にご相談いただく、 とよいと思います。

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ファミリア歯科矯正
院長・歯学博士 大塚 亮

院長・歯学博士 大塚 亮

大宮区(さいたま市)の歯医者・矯正歯科ならファミリア歯科矯正にお任せください。当院では、「美しい歯並び」と「健康な噛み合わせ」をすべての患者さんに提供するために日々努力しています。

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