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2015年7月10日

下の前歯の生まれつきの不足を、矯正治療でカバー

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

今月の終了症例一覧から、おひとりピックアップします。
初診来院時点では9歳の、小学生の女児です。


No.06V-132

≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  •  
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

生まれつき下の前歯2本が欠損していました。上の歯並びは、側切歯(2番目)が完全に内側に入ってしまっています。まずは上の部分矯正のみ行い、引っ込んでいる側切歯を前に出して、第二期に備えることにしました。

≫治療中 ステップ1
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

部分矯正を終えて、下は前歯の欠損している隙間が残り、上は八重歯の状態になっています。
欠損している下の前歯部分は、補綴(人工の歯で補うこと)をするのが難しい場所ですので、上の小臼歯を二本抜歯して八重歯を治すとともに、上下の歯の本数を一致させることにしました。


≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

マルチブラケット装置で治療を行いました。下の前歯欠損部の隙間は、全てご自分の歯を移動してくることにより閉鎖してあります。上は左右一本ずつ抜歯をしたので、八重歯がきれいに治っているのはもちろん、上下の正中も一致しきれいな歯並び・咬みあわせとなっています。


第二小臼歯(5番目)と側切歯(2番目)は、上下とも先天的な欠損(生まれつき足りない)が生じやすい歯です。こちらの患者さんのように、あらかじめ歯数の不足があることが分かっていますと、今回のように 「矯正治療で周りの歯を移動することにより、欠損している隙間を無くす」 治療がしやすいです。全て自分の歯で隙間が無くなってくれれば、入れ歯・ブリッジ・インプラントといった人工物を入れる必要がなくなります。 ですので、 永久歯の前歯が出そろった時など、(必要ならば)第一期矯正治療を始めるのにちょうど良い時期までに矯正歯科医に一度診てもらっておく、 あれ?本数が足りないかな?と思ったときにはすぐに矯正歯科医にご相談いただく、 とよいと思います。

※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。

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ファミリア歯科矯正
院長・歯学博士 大塚 亮

院長・歯学博士 大塚 亮

大宮区(さいたま市)の歯医者・矯正歯科ならファミリア歯科矯正にお任せください。当院では、「美しい歯並び」と「健康な噛み合わせ」をすべての患者さんに提供するために日々努力しています。

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