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2015年3月 7日

骨格性上顎前突 (下あごの後退)の成人女性の治療例

さいたま市大宮区 ソニックシティ12階 ファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

今月も終了事例をアップしましたので、その中から一例を取り上げたいと思います。

患者さんは20代の成人女性、左の十二歳臼歯が鋏状咬合(すれ違い)を起こしていて、また下あごが後退していて上下のずれが大きく、下あごの前方移動を行う外科手術も治療方針の一つとして提案したくらいでした。
ただ、現在では「歯科矯正用アンカースクリュー」という、奥歯を後ろや上方に移動するなどの手段が使えますので、口蓋(上あごの裏側)にアンカーを設置させていただきました。

No.11V-469

主な症状:
上顎前突
その他の症状:
叢生
年齢:
29歳
性別:
女性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

 左側の写真は、奥歯のすれ違いがわかるように撮影しています。咬みあわせも浅く、開咬(前歯が咬み合わない)の傾向もあります。

≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

小臼歯を4本抜歯してあります。治療後は、正中(上下の真ん中)も一致し、奥歯も上下が交互にかみ合っています。「前歯の関係」を治療前後で比較していただくと、きちんと咬みあわせも整えられたことがよくわかります。

インビザライン(マウスピース)や裏側で同じように、と言われると難しいケースだったかもしれませんが、唇側(表側)のブラケットを使わせていただけましたので、よい結果が得られました。

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ファミリア歯科矯正
院長・歯学博士 大塚 亮

院長・歯学博士 大塚 亮

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