さいたま市大宮区ソニックシティビル12F ファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
2/11(祝)と翌12日の休診日は、名古屋で開催された日本臨床矯正歯科医会大会に参加してきました。
基本的に「矯正専門」で開業している会員で構成されている本会は、
公益法人として正しい矯正治療の普及や、転院制度などの患者さんの利益のために活動しています。
もちろん学術団体としての役割も持っていますので、今回も台湾と韓国の矯正歯科医会の会長が、講演をしれくれました。
また翌日は、この会の役割等についてのパネルディスカッションがあり、2日間多岐にわたるプログラムが行われました。
私としては、日本矯正歯科学会専門医の大半はこの会のメンバーであるのですから、日本矯正歯科学会本体でも(この医会は学会協力団体という位置づけです)さらに専門医制度の運営・改善に関与して、一刻も早く「矯正歯科専門医」と標榜できるように(看板などに書ける=つまり公に名乗ってもよい)することこそ、患者さんに対する最大の貢献と考えています。
初日の夜は、名古屋の酒井先生の診療室を見学させていただきました、。
酒井先生はお父さんが名古屋駅前で30年以上開業されていて、ビルの再開発に伴い、最新のビルに移転されたのですが、以前の診療室の経験を基に随所に工夫がみられ、
参考になりました。
当院のソニックシティビルもそうですが、ある程度グレードが高いビルになると、公共機関としての役割が与えられて、防火・防災対策による規定や、工事上の制約も出てくることがあります。しかし、それが逆に言えばクリニックの安全の土台でもありますので、その制約があっても、いかに診療のしやすい、患者さんが治療を受けていて心地よい、スタッフの働きやすい環境を作るかは、とても大切なことですね。
夜は医局の同門の先生と食事にも出かけました。
味噌煮込みうどんもおいしくいただきました。