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2014年11月10日

多くの乳歯がダメになってしまっている小児の受け口

大宮ソニックシティ12階ファミリア歯科矯正院長の大塚です。

以前のブログから、各月の終了症例一覧の症例をピックアップして詳しく説明をする記事を書いてきましたが、新システムでも同様に継続していきたいと思います。

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今月は、多くの乳歯が虫歯になって、保存不可能な残根状態(根っこだけ残っている)だったり、早期脱落(早くになくなってしまう)してしまっている、反対咬合(受け口)の小学生男子です。

乳歯は、次のはえてくる永久歯と入れ替わりで抜けてくれないと、周囲の歯が倒れて永久歯がはえてくる場所がなくなってしまったり、生えてくる永久歯が目標を失っておかしな方向ではえてきてしまったり、かみ合わせが崩れてしまったりします。

No.10V-446

主な症状:
欠損歯
その他の症状:
反対咬合
年齢:
8歳
性別:
男性

≫治療前

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側
≫治療後

  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

こちらの患者さんの場合は、相当数の乳歯が抜歯をしないといけないような(保存不可能な)状態でしたので、それらを抜歯しました。さらに必要な場所に必要な空隙を確保しながら、受け口になっていた前歯も治してしまって、第一期治療を終えています。
しかし、歯が少ないと、受け口を治すときに「支え」になってくれる歯が少なくて時間がかかる、後から出てくる永久歯の場所を確保する装置が必要になる、など、費用も時間も余分にかかることになってしまいます。
どうせ抜ける乳歯だし、とあなどるなかれ、乳歯にも大事な役割があります。また虫歯はかなり食習慣に関係のある病気ですので、お子さんの歯磨き習慣・食習慣に問題がある場合は、そこの改善も重要です。
これから成長が落ち着くまで経過観察になります。

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ファミリア歯科矯正
院長・歯学博士 大塚 亮

院長・歯学博士 大塚 亮

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