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2019年1月 7日

下の前歯が一本生まれつき不足する深いかみ合わせと凸凹の治療

さいたま市大宮区 ソニックシティ12F 矯正歯科専門のファミリア歯科矯正 院長の大塚です。

引きつづき常勤歯科衛生士さんを募集しております。

本年の忘年会の写真 ↓ でもわかるように(笑)
2019010702small.jpg
人間関係も良好な働きやすい職場です。
ご興味のある方は、こちらの求人情報をご覧ください。応募前の事前見学も歓迎です。

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ウェブサイトの厚労省・日本矯正科学会のガイドライン適合と、学会の内容審査があったため症例の詳細紹介を3か月ほどサボってしまっていましたが、今月は終了症例より一例紹介したいと思います。
患者さんは小学生女子、前歯のこぼこが気になるということで来院されました。

8歳
女性
≫治療前
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

初診時は、確かに上の前が左右に向いてしまっていましたが、治療する側としては、右下の前歯が一本生まれつき少ないことと、かみ合わせが深い(下の前歯が正面の写真で見えなくなる)=過蓋咬合 がより気になりました。

≫第二期治療開始時
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

深いかみ合わせは大人になってからは治すのが大変な場合があるので、「機能的矯正装置」というマウスピースで第一期治療を行いました。この装置により、第二期治療開始時は、叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)はまだ残っていますがは、かみ合わせは正常な深さになっています。
ガタガタの量を考えると、本数を減らした方がよいと考え、上は小臼歯を2本、下は生まれつき一本前歯が少ないので一本だけ追加で抜歯して、マルチブラケット装置で治療を行いました。

≫治療後
  • 上顎上顎
  • 下顎下顎
  • 前歯の関係など前歯の関係など
  • 右側右側
  • 正面正面
  • 左側左側

上下左右とも、大臼歯2本を含む6本ずつでかみ合わせが完了しています。
第一期治療でかみ合わせの深さがコントロールされていたので、第二期はスムーズに進行しました。

本数が生まれつき少ない場合、足りない歯を補うのか、そのままでいくのか、さらに減らして6本x4か所(上下左右)で24本でかみ合わせを作るのか、の判断がとても大切です。
この患者さんは比較的叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)が大きかったので、生まれつき無い分抜歯を選択しました。下の前歯が生まれつき少ない分は考慮して、下は片側だけ抜歯するのが重要なところです。

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ファミリア歯科矯正
院長・歯学博士 大塚 亮

院長・歯学博士 大塚 亮

大宮区(さいたま市)の歯医者・矯正歯科ならファミリア歯科矯正にお任せください。当院では、「美しい歯並び」と「健康な噛み合わせ」をすべての患者さんに提供するために日々努力しています。

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