当院では、来夏のスタッフの退職に向けて、常勤の歯科衛生士と受付担当者を各1名ずつ募集を継続しております。詳しくは募集要項をご覧ください。
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少し更新の間隔が空いてしまってすいません。当院終了事例より一例ご紹介します。
No.18V-060
- 主な症状:
- 上顎前突
- その他の症状:
- 叢生
- 抜歯部位
- 上:
- 74|48
- 下:
- 85|58
- 治療にかかった費用:
- 90万円+税
右上奥歯の生え方が気になる、とのことで来院された成人女性患者さんです。
全体としては中程度の上顎前突(出っ歯)、右上の7番目(一番奥、第二大臼歯)が外に向いてはえてしまっていて、奥歯が鋏状咬合(すれ違い)となっていました。
- ≫治療前
-
- 上顎
- 下顎
- 前歯の関係など
- 右側
- 正面
- 左側
上下左右から一本ずつ小臼歯に加えて、さらに親知らずではなく右上の第二大臼歯も抜歯して、マルチブラケット法にて治療を行いました。
- ≫治療後
-
- 上顎
- 下顎
- 前歯の関係など
- 右側
- 正面
- 左側
右上は抜歯した第二大臼歯に代わって親知らず(第三大臼歯)が並んでいます。
治療期間は約3年、来院回数は約40回が必要でした。口もと、特に上唇のカーブが、前歯が引っ込むことによってきれいなラインになっています。
このような前歯の移動量が大きいケースでは、歯根吸収や強い歯肉退縮という二つの副作用が心配されます。幸い歯根についてはほぼノーダメージでした。歯肉退縮は、特に下の前歯の一部で「ブラックトライアングル」という根元に近い部分の空隙が一部生じています。強い痛みなどはありませんでした。
※歯科矯正治療による歯の移動による主なリスク(副作用)としては、歯根吸収(歯の根の先が短くなること)や歯肉退縮(歯ぐきが下がること)があります。
※歯を移動する力により、痛みや違和感が出る場合があります。矯正装置の刺激で歯肉の炎症や口内炎が生じる場合があります。
※装置の装着により歯磨きがしにくくなる部位がありますので、不充分な歯磨きにより、虫歯や歯の変色・歯肉炎や歯周炎が発生することがあります。
※歯を動かし終わった後に、リテーナーの使用不足や歯ぎしりなどの癖の影響で、後戻りや新たな不正咬合が出現する場合があります。
※その他詳細は「よくある質問」にも記載がありますのでご参照ください。
※治療期間は症例により異なりますが、乳歯の残っているお子さんの治療の場合、第一期治療で12~24か月、経過観察期間後の第二期治療で12~24か月を要することがあります。
※治療費の詳細については、「料金表」をご参照ください。
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