さいたま市大宮区の矯正歯科専門歯科医院 ファミリア歯科矯正の院長 大塚です。
今月も終了症例を10ケース追加しました。
今月は比較的一般的な叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)の患者さんが多かったですね。
恒例の症例ピックアップでは、機能的矯正装置(取り外し式のマウスピース)と部分的なブラケットで第一段階の治療を行い、中学生になって全ての永久歯がはえてから全体の矯正治療を行った、女性の患者さんです。
No.10V-355
- 年齢:
- 11歳
- 性別:
- 女性
- ≫治療前
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- ≫第二段階開始時
上にだけ、ユーティリティ・アーチと呼ばれる部分矯正装置が装着されています。
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- ≫治療後
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第一段階の途中で上あごの第一小臼歯(4番目)の抜歯を、第二段階に入るときに下あとの第二小臼歯(5番目)の抜歯を行いました。叢生(でこぼこ、凹凸、ガタガタ)・上顎前突(出っ歯)で、さらに過蓋咬合(深い咬みあわせ)でもある難しい患者さんでしたが、成長期のいい時期を選んで治療させていただいたので、とてもきれいになりました。
さいたま市大宮の矯正専門歯科医院 ファミリア歯科矯正 院長の大塚です。
私がこのオフィスの院長となった2008年4月以来、7年間にわたって副院長として診療をお手伝いいただいていた保母鞆彌先生が、この3月で退職されました。
私が研修してきた大学では使っていない装置や、バイオプログレッシブの考え方などいろいろなことを保母先生のおかげで自分の臨床に導入することができました。
また、新規開業では苦労したであろう各種のシステム作りもそうですし、
周囲の一般歯科の先生方や大宮歯科医師会の先生方との関係性でもとても助けていただきました。
また逆に、私が来るまでは当院では使っていなかった装置や治療法、各種の健康保険適応症例への対応、CTやIT機器の導入により、私が加わることでこのオフィスのクオリティーをさらに上げることができ、WIN-WINの関係で7年間を終えることができたと自負しております。
保母先生が当院を開業されたのが昭和53年、私は小学校入学、2年前から副院長をしてくれている大隈瑞恵は生まれておりませんでした。院長として30年、私にオフィスを引き継がれてから7年、計37年間もの長い間を継続して、しっかりとした治療をなさってきた保母先生に敬意の念を持ち、この7年間の感謝の意を表します。
現在、院長の私大塚、大隈、さらに2名の非常勤ドクター(いずれも日本矯正歯科学会認定医)で診療を行っております。
常勤ドクターが3名だった時期に比べると、初診相談や検査の予約がとりづらい曜日・時間帯がやや出てくると思いますが、できるだけの対応を致しますので、ご容赦いただければ幸いです。