2014年5月14日

大宮初の矯正専門医院として開業

大宮初の矯正専門医院

ファミリア歯科矯正は、前院長のDr.保母(2015年3月末日まで勤務)が1978年に当地で開業しました。その当時、大宮市では初の矯正歯科専門医院としての開業だったこともあり、非常に多くの患者さんと接しながら、たくさんの治療経験をさせていただいてきました。また、現在に至るまでに当院で研修・勤務された多くの先生方が、その経験を活かして全国各地で矯正専門医として活躍しています。

開院30年目の節目である2008年4月に、大学病院で10年以上にわたって矯正学の研鑽を積み、留学経験も有するDr.大塚が院長に就任しました。現在、日本矯正歯科学会専門医・指導医・認定医のすべての資格を有す院長の大塚と、同学会認定医である副院長の大隈、2名の常勤歯科医師に加えて、同学会認定医2名が非常勤医として患者さんに対応させていただいています。

また2009年4月より引き続き、同学会認定医を育成できる研修機関指定を受けています。

複数の専門医がしっかりバックアップ

専門医・認定医が複数かつ常時勤務しています専門医が複数かつ常時勤務
矯正治療に対する考え方や治療法は、時とともに進歩し、色々な考え方が出てきています。そんな中、現在当院では、院長の私と副院長のDr.大隈が常に話し合いながら治療方針を決定しています。

日本矯正歯科学会の専門医と、充分な経験を有す同学会認定医が、複数かつ常時勤務している矯正歯科医院は全国的に見ても数少なく、そんな当院のメリットを、来院いただく患者さんに充分に感じていただきたいと思っています。

一見きれいに見えるだけじゃダメ!
歯は「ただ並んでいるだけでいい」という物ではありません。一見きれいに見える歯並びでも「上下の歯がきちんと当たっているかどうか=きちんと噛める状態かどうか」という点では、充分でない場合があります。

当院では「美しさ」と「機能」のふたつのゴールをきちんと達成するという歯科矯正学の基本を大切にしています。そのためには、治療に長い期間が必要なケースもあります。また患者さん方の「歯を抜きたくない」というお気持ちは充分に承知しておりますが、それが可能な場合と不可能な場合とがあります。

たとえば、すべての歯が並ぶだけのスペースがないのに歯を抜かずに無理に治療を行えば、今よりも歯列全体が前に出てしまうこともあります。そのような移動が許されるケースであれば、抜かずに矯正することが可能になりますが、「どうしても抜きたくないなら、現状のままにしておいたほうがむしろ良いかもしれません」というケースもありうるのです。

しっかり矯正に取り組む患者さんをバックアップします
患者さんをバックアップ当院では「とにかく患者さんの希望どおりに...」といった安請け合いはしていません。抜歯の要否を含めて「美しさと機能のふたつのゴールを達成するために必要な治療」をご提案していきたいと考えています。そのため、患者さんにもしっかりと矯正に取り組んでいただき「どうなりたいのか」をお考えいただければ幸いです。

患者さんがしっかりと矯正に取り組んでいただけるよう、当院では、あらかじめ治療費の総額を決定する料金システムを導入しています。さらには、長年の実績・経験のみならず、新しい治療法や材料などを積極的に取り入れ、より快適な矯正治療をお受けいただけるように心がけていますので、一緒に「素晴らしい人生のための健康なお口」を実現していきましょう。

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当院が採用する治療方法【マルチブラケット法】

エッジワイズ法

歯を動かすためには、ワイヤーを使って歯に装着されている金具(ブラケット)を通じて一定の力を与えることが必要です。しかし矯正を必要とする歯並びは、凸凹だったり、捻れていたり、傾いていたり、患者さん一人ひとり、それぞれに異なっています。

きれいな歯並びにするには、そういった凸凹や捻れ、傾きなどに合わせて金具の位置やワイヤーを調整する必要があります。しかし、ブラケットの形は平均に合わせて作られているため、個々の患者さんの歯並びに対して、細やかなアプローチをすることは難しくなります。

当院では一人ひとりの患者さんに合わせてワイヤーを調整しています。歯1本1本の形、傾きに合わせてワイヤーの角度や形状を微妙に調整することで、より効率的で効果的な治療を行います。

当院がマルチブラケット装置とワイヤーによるマルチブラケット法をベーシックな治療法として推奨する理由ワイヤー矯正
マルチブラケット法は、歯に「ブラケット」という装置を取り付け、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かしていく最もスタンダードな矯正法です。

従来のマルチブラケット法では、金属製のブラケットやワイヤーが主流だったため、"ギラギラして目立つ"という印象が強く、そのデメリットを避けるために、その他のさまざまな矯正装置が開発されてきたと言えるかもしれません。

しかし、3次元的かつ精密に歯の移動をするには、マルチブラケット法が最も有効だと思われます。最近では、不正咬合の一部はマウスピース矯正などで矯正治療を行うことも可能となりましたが、あらゆる不正咬合の歯列矯正に対応可能なのはマルチブラケット法のみであると考えています。

目立ちにくいブラケットを使用目立ちにくいブラケット
マルチブラケット装置の最大のデメリットは、目立つ歯の表面に矯正装置を装着しなければならないことですが、近年では、白や透明、半透明の素材を用いたブラケットが登場し、マルチブラケット装置による治療も、できるだけ目立たないように行うことが一般的となっています。

当院でも、透明で目立たないブラケットを用いています。個々の患者さんの状態やご希望に合わせて、前から3~4本目までの一番目立つ部分にはクリアな素材(強化プラスチックなど)のブラケットを用い、奥歯には壊れにくい金属製のブラケットを用いています。

技術革新が進み、応用範囲も広がったマルチブラケット装置
マルチブラケット装置が開発された最初期や日本に導入されたばかりの頃は、ブラケットを取り付けたバンド(金属の環)をすべての歯にはめていく、「全帯環装置」というものでした。現在では、歯科用接着技術の発達により、歯の表面に直接ブラケットを接着させるボンディング法が一般的です。当院では、第一大臼歯や接着が困難な歯を除いて、ほとんどの歯にボンディングにより装置を装着しております。
またワイヤーについても、Ni-Ti 合金や極細径ワイヤーの登場により、マイルドな力で歯を移動することができるようになり、過去の治療に比べて強い痛みが出にくくなっています。

これにより、以前の方法以上に歯の移動のコントロールがしやすくなっています。また、装置の改善や進化は目覚ましく、ブラケットの小型化が進み、摩擦の少ないブラケット(セルフライゲーションブラケット)なども、患者さんの状態に応じて使い分けております。歯の裏側にブラケットを付ける「裏側矯正(舌側矯正、リンガルブラケット矯正)」では、セルフライゲーションブラケットを使用しています。

当院では、基本的には表側矯正による効果の高い治療をスタンダードと考えていますが、"より装置を目立たなくさせたい"という方には、ホワイトワイヤーの使用や裏側矯正、Invisalign®などのマウスピース矯正にも対応しています。

2015年6月1日より当面の間、土曜日および平日17:00以降の繁忙時間帯における裏側矯正治療の検査・治療開始を中止させていただきます。

痛みを和らげ、軽減するための工夫をしています

痛み軽減矯正治療では、矯正用ワイヤーなどによって歯根膜に圧力をかけて歯を動かしていくため、歯が締め付けられるような痛みが発生します。この痛みを軽減させるには、与える力を抑えて、穏やかな力でゆっくり動かすことが理想です。この「適度で穏やかな力」を充分に理解している医師の治療には、強い痛みを伴うことがありません。

当院では、患者さんが苦痛を伴うことなく矯正治療を受けていくことができるよう、さまざまな配慮をしています。

弱い力で歯を効率よく動かす
「強く引っ張ると早く矯正できる」と思っている方が多いかもしれませんが、実際には、弱い力でも歯は充分に動きますし、強すぎる力は、かえって歯の動きを遅くしてしまうことも判明しています。そこで当院では、最低限必要な弱い力で歯を動かしていく矯正治療を心がけています。

初めて装置を装着するときは、最も力の弱いワイヤーを使用。その後、歯の動き具合に合わせて徐々にワイヤーの力を強くするなど、緻密なコントロールを行います。また、矯正器具の装着の仕方やゴムのかけ方などにも注意を払い、個々の症状に合った治療を精密に行うことも、痛みを軽減することにつながっています。

【超弾性ワイヤー】ソフトな力加減が痛みを抑制超弾性ワイヤー
当院で使用しているワイヤーは、柔らかくて弾力に優れた素材です。さらには、設定温度を超えると元の形に戻ろうとする形状記憶合金の性質を利用した、最新の形状記憶合金ワイヤーでもあります。

使用するときは、ワイヤーに理想的な歯並びの形を記憶させてから装着。体温で温められたワイヤーは、ゆっくりと元の形に戻ろうとします。つまり、形状記憶合金ワイヤーの弾性と性質を利用して、ソフトな力で"じわじわ"と歯を動かしていくので、痛みを和らげることができるのです。

【セルフライゲーションブラケット】の導入
セルフライゲーションブラケット従来の装置では、細い針金やゴムなどを使って歯を動かすワイヤーをブラケット(歯の表面に付ける装置)に固定していましたが、セルフライゲーションブラケットは、ブラケット自体がワイヤーを保持する構造をしています。

そのため、従来のブラケットに比べてワイヤーとブラケット間の摩擦抵抗(フリクション)が軽減され、スムーズに歯を移動させることが可能となりました。つまり、歯の移動に伴う痛みが軽減し、治療期間の短縮に役立つシステムなのです。

当院で行っているその他のオプション

当院で行う矯正治療のメインは唇側(表側)のマルチブラケット装置によるワイヤー矯正ですが、ご希望や状況に合わせて、その他のさまざまな方法にも対応しています。

歯科矯正用アンカースクリュー・インプラント矯正インプラント矯正
インプラント矯正とは「アンカー」と呼ばれる小さなスクリュー(小さなインプラント)を歯ぐきに埋入し、これを固定源として歯を引っ張ることで、効率的な歯列矯正ができる画期的な方法です。矯正の治療期間は、効率的に歯を引っ張り続けることができるため、従来よりも10~30%程度短くできることがあります。

歯ぐきに入れるスクリューの大きさは、ほんの数ミリしかありません(小さなピン程度だと考えてください)。麻酔を使って骨に埋入していくので、手術時も手術後にも痛みはほとんどありません。費用は1本につき25,000円+消費税です。

ホワイトワイヤー
歯の表面に付けるブラケットを透明なものにするだけでなく、白いワイヤーを用いる方法です。矯正装置が目立ちにくくなります。ワイヤーが白または歯に近い色にコーティングされているため、ギラギラとした金属色の反射を抑えることができることから「できるだけ目立たない方法で...」というご希望に対応するために導入しています。ただし「コーティングされていることから滑りが悪くなり、治療効率が若干下がる」「連続使用すると部分的にコーティングがはげ、目立ってしまうケースもある」といったデメリットもあります。

当院では、ご希望に応じて、ホワイトワイヤーを使用したステップ時のみ1本3,000円+消費税を頂戴します。写真撮影など特別なときにだけ選択される方も、治療期間を通じて選択される方もいらっしゃいます。

裏側矯正裏側矯正
裏側矯正(舌側矯正/リンガルブラケット)は、ワイヤーやブラケットなどの矯正装置を歯の裏側に付けるので、表側からは矯正をしていることがほとんどわからなくなる方法です。最も目立たない方法ですが「舌の違和感が強い」「治療期間が長くなる傾向がある」「歯を並べることが難しくなる」「治療費が割高になる」といったデメリットもあります。当院では、患者さんの治療の難易度に応じて、裏側矯正が可能かどうか判断させていただいております。

2017年8月1日より当面の間、土曜日および平日17:00以降の繁忙時間帯における裏側矯正治療の新規治療受付を当面中止させていただきます。平日早めの通院が可能な患者さんに限りお引き受けいたします。

マウスピース矯正マウスピース矯正
マウスピース矯正とは「アライナー」という透明のマウスピースを使用する方法です。約2週間ごとに新しいアライナーに交換しながら1日20時間以上装着し、歯を徐々に移動させます。主に、アメリカ・アラインテクノロジー社のInvisalignを用います。

ほかの矯正法とは違って装置が取り外し式ですし、ブラケットやワイヤーも装着しないので目立ちにくい方法でもあります。しかしこの方法で矯正可能なのは、比較的簡単な症状に限られることが多く、状況によっては、通常のワイヤーを使った矯正との併用になる場合もあります。

部分矯正
部分矯正とは、部分的に移動させたい歯だけを狙い、目的に応じて歯並びの不具合を改善する治療方法です。ブラケットとワイヤーを部分的に使用するほか、透明なマウスピース装置を使って治していく方法もあります。

一般歯科治療を行うことを前提として前歯の隙間を減らしたり、倒れてしまっている歯の根の状態を整えたりするなどの場合があります。全体的な矯正が行えない、必要のない場合にのみ行うことができる治療です。

スピード矯正
スピード矯正(コルチコトミー併用、コルティシジョン併用)とは、矯正治療を行う際に、動かす歯の周囲にある骨改造速度の遅い骨(皮質骨)を一部除去し、同時に残っている骨(海綿骨)に刺激を与えることで、骨改造速度を上げ、短期間に歯を動かす矯正治療の手法です。

通常の歯列矯正には「数年」という治療期間がかかりますが、スピード矯正の場合は、矯正装置のみで治療する場合と比べて、10~40%治療期間を短縮できる場合があります(個人差があります)。ただし「外科手術を伴う」「矯正装置の治療より費用がかかる」といったデメリットもあります。当院では、コルチコトミー手術は、提携医院で行います。また裏側(舌側・リンガル)装置でのスピード矯正は行いません。

症例検索システムを導入

ファミリア歯科矯正の症例

一言で「歯並びが悪い」と言っても、患者さんのお口の状態はさまざまです。そのため「自分のような歯並びでも治る?」「どこをどんなふうにして治療するんだろう?」という不安で、治療への一歩が踏み出せずにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで当院では、当院で治療を行った多くの患者さんの症例から「自分に似た症例」を探せる検索システムを作りました。

まずは、下記の症状ごとのチェックポイントと、矯正治療で目指す「理想の歯並び・噛み合わせ」とは?をご覧ください。さらに詳細な症例を見てみたいと思った方は「症例検索」「キーワード検索」を利用して、ご自身に似た症例をじっくりご覧ください。

症例ごとのチェックポイント

 
でこぼこ、八重歯、凹凸、ガタガタ(叢生)叢生
あごと歯の大きさのバランスが悪いために、歯が凸凹に生えたり重なったりしている状態で「叢生(そうせい)/乱杭歯、八重歯」である可能性があります。歯ブラシが届かない部分が多くなるため、虫歯や歯肉炎を起こしやすく、歯周病で歯を失う危険性が高くなる可能性があります。

叢生<治療前の状態のチェックポイント>
●歯列の凸凹が目立つ
●歯と歯の間に食べカスが残りやすい
●軽く笑っただけでも犬歯が飛び出して見える

 

出っ歯(上顎前突)上顎前突
一般的に「出っ歯」と呼ばれる状態は「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」である可能性があります。指しゃぶりや口呼吸の癖などを原因として、前歯の角度異常、上あごが成長し過ぎている、下あごの成長不足などを引き起こして、この状態となることがあります。見た目の印象が悪くなるだけでなく、前歯できちんと物がかみきれない、口が閉じにくく口呼吸となりやすい、などの問題点が考えられます。口呼吸は、口の中に直接外気が入りこむので、粘膜の慢性炎症を引き起こしやすくなり、歯肉炎や扁桃腺炎などの発症も心配されます。

上顎前突<治療前の状態のチェックポイント>
●上の前歯が下の前歯よりも極端に前に突き出ている
●上唇が上ったままで、口を閉じにくい
●無理して口を閉じると、口元が不自然に歪む

 

下あごが出ている(下顎前突)、下の前歯が外側にある(反対咬合)下顎前突
一般的には「受け口」とも言われる状態は、「下顎前突」「反対咬合(はんたいこうごう)」が考えられます。下顎前突は上あごより下あごが大きいことを指します。下顎あごが大きいのは、遺伝的な影響が強いと考えられています。反対咬合は、あごの大きさの問題だけでなく、前歯のはえる角度の問題で生じることもあります。幼い頃の舌や唇の癖(上唇を吸い込んだり、舌を突き出したりする癖)が原因になるケースもあり、この場合は特に永久歯全て生え揃う時期よりも前に第一期(第一段階)治療を行うことが有効な場合があります。

下顎前突<治療前の状態のチェックポイント>
●下の前歯(歯列)が上の前歯(歯列)よりも前に出ている
●あごがしゃくれている
●上あごが引っ込んでいる、下あごが長い

 

口元が出ている(上下顎前突)上下顎前突
「出っ歯」というのは上の歯だけが出ている状態ですが、上下顎前突(じょうかがくぜんとつ)は、上下の前歯、または上下のあごの骨や歯ぐきが前方に出ている状態です。目立った歯の凹凸は見られないケースもありますが、お顔を横から見たときに口元だけが出っ張っているように見えます。

上下顎前突<治療前の状態のチェックポイント>
●口元(前歯と唇)が前に出て「口を尖らせている感じ」になっている
●口唇が閉じにくい
●口唇を閉じるとオトガイ部(下アゴの真ん中)に「梅干し」状のシワができる

 

前歯が噛み合わない(開咬)開咬
「イ」の音を発音するときのように、上下の奥歯をしっかり閉じても、上下の前歯の間には隙間がある状態は、「開咬(かいこう)/オープンバイト」が考えられます。遺伝のほかに、幼児期の指しゃぶりや舌を突き出すといった癖、口呼吸などが影響しています。隙間があるので前歯で食べ物をうまく噛み切ることができず、横の歯で噛み切ったり、無理に飲み込む癖がついてしまうことがあります。また、発音しづらいため、言葉が不明瞭になることもあります。

開咬<治療前の状態のチェックポイント>
●奥歯でしっかりかみ合わせても、上の前歯と下の前歯の間に隙間ができてしまう
●舌を前方に突き出す癖がある

 

深い咬み合わせ、下の前歯が見えない(過蓋咬合)過蓋咬合
奥歯で咬みあわせると、下の前歯が上の前歯ですっぽりと覆われて見えなくなってしまう状態を、「過蓋咬合 / 深い咬みあわせ」と呼びます。噛む力が強い方に多く見られます。乳歯を早い時期に失ったり、虫歯で失ってしまった奥歯を放置してしまったことが誘因となるケースもあります。笑ったときに上あごの歯肉が見え過ぎたり、下の前歯の先端が上あごの内側の歯ぐきに咬みこんでしまって、炎症を起こす方もいらっしゃいます。下あごにストレスがかかりやすく、顎関節症など顎関節のトラブルを引き起こすことも考えられます。

過蓋咬合<治療前の状態のチェックポイント>
●奥歯を咬みあわせると、上の前歯が深く被さって下の歯を隠してしまう
●前後や左右にスムーズにあごを動かせない

 

すきっ歯(空隙歯列)空隙歯列
あごと歯の大きさが合っていない場合や、そもそも生えてきている歯が足りないことが原因となります。歯と歯の間に隙間ができてしまっている状態なので発音がしにくく、見た目も良くありません。
前歯の間に隙間がある場合は、特に「正中離開(せいちゅうりかい)」と言います。歯の大きさや数の問題だけでなく、上唇小帯という唇から歯ぐきに向かってついている「筋」や、過剰な歯が埋まっていることが原因の場合があります。

空隙歯列<治療前の状態のチェックポイント>
●歯と歯の間に隙間がある
●サ行などが発音しにくい

 

歯が出てこない(埋伏歯)埋伏歯
近年「永久歯があごの骨の中に埋まったまま生えてこない」という症例が増えていると思われ、特に上あごの犬歯(3番目)に多く見られます。そのまま放置すると、埋まっている歯によって、すでに生えている健康な歯の根っこを傷つけて溶かしてしまったり、その歯が本来生える場所の両隣の歯が倒れこみ、生えてくる場所がなくなったり、噛み合わせが悪くなったりします。

<治療前の状態のチェックポイント>
●生えているべき歯が生えていない
●歯列の一部にかなり大きな隙間がある

 

矯正治療で目指す「理想の歯並び・噛み合わせ」とは?

理想の歯並び・噛み合わせ矯正前の状態がさまざまなので、厳密に言えば、治療後の状態もそれぞれではあります。ですが、矯正治療で歯の位置をコントロールする場合、目指すべきゴールの目安は「理想的な歯並び・噛み合わせ」になるのではないでしょうか。

たとえば、歯の出っ張りが目立たなくなったとしても「顔の中心と歯並びの中心がずれている状態」だったり「上下の歯の位置がアンバランス」だったりするのは、良い結果とは言えないと思います。当院では、可能な限り「理想に近い状態」に治療していますので、各症例の「治療後の写真」をチェックするときには、ぜひ、下記のような点をチェックしてみてください。

<治療後に目指す正しい噛み合わせのチェックポイント>
□ 歯の表側のラインに凸凹がない
□ 上下正中線の一致
□ 正中線を中心に歯並びが左右対称
□ 上下の歯が「交互に」しっかり噛み合っている
□ 上下の歯の間に大きな隙間がない
□ 上前歯の先端部分がバランス良く並んでいる(※一直線に並ぶことではない)
□ 歯と歯ぐきの境目のラインが均一であること
□ 歯と歯の間には歯ぐきが山状に入り込んでいる(歯と歯の間に隙間がない)
□ 上前歯のガムラインが見えすぎない(ガムラインがやや隠れ、歯ぐきが見えすぎない)
□ 鼻の先からアゴの先にかけてのエステティックラインが整っている

【キレイな歯並びの例】(すべて当院で治療を終了した患者さんです。)
破線
上のみ抜歯
キレイな歯並びの例
破線
上下抜歯
キレイな歯並びの例
破線
上下非抜歯
キレイな歯並びの例

「美しい歯並び」と「健康な噛み合わせ」-ふたつのゴールを両立させる矯正歯科治療

美しい歯並び

「いつも素敵な笑顔で人と接する」「いつも美味しく食事をする」-それを可能にするのは「健康なお口」ではないでしょうか。そして「健康なお口」とは、見た目の「美しさ」に加えて「きちんと噛める」という機能が達成されていてこそ意味のあるものだと考えます。

ファミリア歯科矯正では、すべての患者さんに対して、このふたつの目標をきちんと達成することが「歯科矯正専門医院の価値である」と考えています。

価値ある矯正を実現するドクターの技術力ドクターの技術力
当院のドクター2名はともに歯学博士です。院長のDr.大塚は日本矯正歯科学会専門医・指導医・認定医のすべての資格を、副院長のDr.大隈は同学会認定医を有しています。

大学病院で12年にわたり研鑽を積んだDr.大塚が、30年以上の歴史のあるファミリア歯科矯正を受け継ぎ、そして2013年からは新たに加わったDr.大隈と協力しながら、すべての患者さんに「美しい歯並び」と「健康な噛み合わせ」を提供するために日々努力しています。

矯正歯科学の基本に基づく治療を実現矯正歯科学の基本
「笑うと歯並びの悪さが目立つから笑顔に自信が持てない」-そんなコンプレックスがあると「心の健康」が保てないのではないでしょうか。また「食べ物がしっかり噛めない」「歯の凸凹した部分や隙間に食べ物が挟まってしまう」-そういう状態では、虫歯や歯周病になりやすいだけでなく「体の健康」も危うくなります。

自信を持った笑顔で人と接することができる美しい歯並びと、食事が美味しく食べられる健康な噛み合わせ。その2点が叶っていることが「お口が健康である証明」であり、素晴らしい人生を送るための重要なポイントです。

そして、その「お口の健康」をお手伝いするのが、すでに100年以上続いている矯正歯科学の基本です。矯正にはさまざまな方法がありますが、歯に「ブラケット」という装置を取り付け、そこにワイヤーをとおして少しずつ歯を動かしていく「マルチブラケット装置」「ワイヤー矯正」が最も一般的な矯正法です。

最も多くの実績と著しい技術革新で進化し続ける治療法進化し続ける治療法
ワイヤー矯正と言うと、従来はギラギラとした金属製のブラケットを歯に装着することから、審美面を気にする患者さんから敬遠されがちでした。しかし最近では、強化樹脂やセラミック製の透明なブラケットを使用することで、審美的なデメリットは軽減されています。

マウスピースなどほかの矯正歯科治療法では対応できないケースが少なくありませんが、何よりも大切なことは、ワイヤー矯正は基本的にすべてのケースで対応可能な点です。個々の患者さんのお口の状態にしっかり対応し、高い治療効果が得られること。当院では、これこそが最も重要な点であると考えます。

患者さんのご希望や難症例にも対応可能難症例
さらに当院では、そんな基本を大切にするとともに、歯科矯正用アンカースクリューなどの最新システムなども積極的に導入し、セルフライゲーションブラケット・舌側矯正装置(リンガルアプライアンス)にも対応しています。

また、顎口腔機能診断施設認定・自立支援医療機関指定を受けていますので、該当する患者さんの矯正治療には健康保険適応が可能です。大塚・大隈が関係する、数々の関係病院や大学病院(リンク集をご覧ください)とも、積極的に情報交換を行っています。

矯正治療や噛み合わせに関するご質問がありましたら、ご相談ください。

抜歯についての考え方

抜歯について当院では、できるだけ歯を抜くことなく非抜歯矯正治療を行うことを心がけています。しかし、患者さんの状態によっては抜歯したほうが良い結果が得られるケースも多々あります。

むしろ最近では、マスコミやインターネット広告などで「歯を抜かないこと」が強調されすぎるあまり、無理にあごを広げすぎて全体的に出っ歯になってしまったり、奥歯がまったく噛めない状態になったりする無理な治療が行われているケースが増えているように感じます。これでは本末転倒でしょう。

当院では、抜歯の要否を含めて「美しさ」と「機能」のふたつのゴールをきちんと達成するという歯科矯正学の基本を大切にし、治療結果の「美しさ」のみならず、治療後の安定性までを考慮しながら治療計画を立て、治療を行っています。また、診断・治療計画のご説明には充分な時間をお取りして、納得していただいた場合にのみ治療を開始していますので、安心してご相談ください。

トータルフィーシステムの採用

トータル料金システム当院では、トータルフィーシステム(治療が完全に終了するまでのすべての費用を意味します)を採用していますので、原則として診断時にご提示した金額以外の費用はかかりません。毎回の来院時の調節料などの費用はありませんので、治療開始後はお子さんのみで来院していただくことも可能です。

また、費用の支払いは治療の進行に合わせた分割払いをしていただきます。治療費の50~60%程度は1年分割(12回)もしくは2年分割(24回)で、毎月指定口座より自動引き落としをさせていただきます。なお、分割・自動引き落としに利息や手数料等は一切かかりません。(治療費の項目もご参照ください)。

ただし、治療途中の治療方針変更に伴う再検査費、紛失・過失により破損した装置の再製作費、追加で必要になった特殊な装置装着には、実費がかかります。
無断キャンセル・当日キャンセルが治療期間中に10回以上など余りに多い場合は、警告の上でそれ以降キャンセル料を請求させていただきますので、ご注意ください。

カウンセリングを行っています

矯正の疑問・質問にお答えしています。お気軽にご相談ください。