矯正治療で目指す「理想的な歯並び・噛み合わせ」とは?

理想の歯並び・噛み合わせ矯正前の状態がさまざまなので、厳密に言えば、治療後の状態もそれぞれではあります。ですが、矯正治療で歯の位置をコントロールする場合、目指すべきゴールの目安は「理想的な歯並び・噛み合わせ」になるのではないでしょうか。

たとえば、歯の出っ張りが目立たなくなったとしても「顔の中心と歯並びの中心がずれている状態」だったり「上下の歯の位置がアンバランス」だったりするのは、良い結果とは言えないと思います。当院では、可能な限り「理想に近い状態」に治療していますので、各症例の「治療後の写真」をチェックするときには、ぜひ、下記のような点をチェックしてみてください。

<治療後に目指す正しい咬み合わせのチェックポイント>
□ 歯の表側のラインに凸凹がない
□ 上下正中線の一致
□ 正中線を中心に歯並びが左右対称
□ 上下の歯が「交互に」しっかり噛み合っている
□ 上下の歯の間に大きな隙間がない
□ 上前歯の先端部分がバランス良く並んでいる(※一直線に並ぶことではない)
□ 歯と歯ぐきの境目のラインが均一であること
□ 歯と歯の間には歯ぐきが山状に入り込んでいる(歯と歯の間に隙間がない)
□ 上前歯のガムラインが見えすぎない(ガムラインがやや隠れ、歯ぐきが見えすぎない)
□ 鼻の先からアゴの先にかけてのエステティックラインが整っている

【理想的な歯並び・かみ合わせの例】(すべて当院で治療を終了した患者さんです。)
破線 上のみ抜歯
キレイな歯並びの例 破線 上下抜歯
キレイな歯並びの例 破線 上下非抜歯
キレイな歯並びの例 破線 治療後の例
キレイな歯並びの例

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